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教会修養会

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 今日は、礼拝後に教会修養会が行われました。コロナ禍の落ち着いた今年は、この修養会も以前の形に戻し、分団会の後、全体会を行うという形で実施されました。それぞれ4人程度の3つの分団に分かれましたが、どの分団も熱心に話し合いが進められたようです。

 今年度のテーマは、「礼拝」です。信仰生活の原点ともいえる礼拝は、キリスト教会では、イエスさまが復活されたと言われる日曜日に実施されています。そして、その礼拝は、神さまが最も求められている形で行わエるべきもの。そのような礼拝が実施されているかという点について、細かい点にいたるまで議論が進められました。礼拝の進行には、一定の順序があり、それは、悔い改め、罪の赦し、感謝という大きな三つの柱に分けられます。招詞で始まり、祝祷で終ります。それら一つ一つの意味について、あらためて確認しました。

 どの分団も和やかな雰囲気で実施されましたが、わたしが所属していた分団では、どうして教会に通うようになったかというキリスト教との出会いから話し合いが始まり、キリスト教を信仰することのすばらしさや、教会がみなの奉仕によって成り立っていることについて話し合いが進みました。説教・牧会を担当する牧師先生を中心にして、司会者や奏楽者、各委員会など、全ての教会員がイエスさまに連なり、役割を与えられ、それぞれの賜物を生かすことによって、礼拝が毎週執り行われていることを確認することができました。

 礼拝につづく修養会ということで、始めは長い一日になるかなと心配していましたが、楽しい修養会で、時間があっという間に過ぎました。明日からの一週間、今日の礼拝や修養会で得たことをもとに、神さまに喜んでいただけるような生活を送っていきたいと思います。

2024年11月24日

ビルの谷間に建つ教会

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 城東教会の横にある広い空き地にマンションを建てる工事が新年より始まるそうです。写真を見ていただくと分かりますが、城東教会は、北と東を背高のっぽのマンションにはさまれる形となります。城東教会は、建築時、「教会らしくない教会」を目指していたそうです。地域に溶け込んだ教会。そういう意図で、できるだけ目立たないようにデザインされたと先輩から伺っています。

 今、教会の周りの風景は大きく変わってきていますが、城東教会の「み言葉に聞き続ける」という姿勢は、当時から全く変わってはいません。今朝も信徒が集い、礼拝が行われ、寺島牧師から「礼拝に集うこと」の意味やありがたさについて教わりました。来週は、礼拝後に修養会が行われる予定です。

 私たちは、自分の力ではどうすることもできない多くの課題や問題を背負った存在です。そんな私たちを神さまはご自分の方から声を掛け、礼拝に招いてくださっています。私たちは礼拝に集うことによって罪を赦され、数々の重荷を神さまに委ねて生きていくことができます。その恵みに感謝して、今週も前を向いて歩んでいけますように、どうか神さま、私たち一人一人をお導きください。

 そしてどうか、礼拝に集うことができなかった教友が、神さまに守られて生活し、また礼拝に集う日が来ますことを心から願い求めます。

2024年11月17日

磯村兄の説教を伺いました

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 今日は、出張の寺島牧師の代役として、磯村兄が説教を担当してくださいました。主イエスペトロを叱責するという内容でした。主イエスは受難の時、私たちの考えをはるかに越えた苦痛を感じていたのではないかというお話でした。確かに、わたしも、イエスさまなら、人間的な苦痛など意にも介さないのではないかと単純に考えている向きがあります。しかし、この場面で感じた苦痛は、私たちの想像をはるかに超えたものです。その苦痛について三つの視点から分かり易くお話してくださいました。

 このイエスさまの十字架上での死によって、私たちは神さまから赦されることができました。その大きな恵みに感謝し、この週もしっかりと歩んでいきたいと思います。磯村兄には、感謝の思いでいっぱいです。そして、番町教会の礼拝説教、そして臨時総会にも出張参加された寺島牧師の労を心からねぎらいたいと思います。

2024年11月10日

聖徒の日の礼拝

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 本日の礼拝は、聖徒の日の礼拝です。この日は、天におられる多くの先達のみなさんのことを思い出しながら、その信仰に倣うことを記念して行われています。教会堂の北側の壁には、永眠者の名前を刻み込んだプレートが掲げられています。その一枚一枚には、先達の皆さんの確かな信仰の足跡が刻み込まれています。

 お一人お一人の思い出を偲びながら、その信仰のまっすぐな姿を思い興し、私たちも城東教会の伝統を守り続けたいと思います。先達の皆さんの信仰が、私たち一人一人を豊かに導いてくださっていることに深く感謝したいと思います。

2024年11月03日

交わりの会が開かれました

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 今日は、礼拝後に、毎年恒例の「交わりの会」が行われました。今年は、役員も務めるY姉が、「証し」の担当をしてくださいました。Y姉のキリスト教との出会い、そして本教会の信徒になるまでのいきさつを、とても分かり易くお話してくださいました。その後、婦人部のご尽力によって前日から準備された「いもたき」や「おかし」の振る舞いがありました。ここ数年は、コロナ禍があり、教会内で食事をすることは、控えていましたが、やっぱり共に食事をしながらの交わりは、心も体もうれしく元気になれます。みなでわいわいと楽しく食事をし、その後は、自己紹介とゲームをしました。自己紹介では、司会者の説明では、名前だけ紹介するということでしたが、名前だけで終わらないところが本教会のよさでしょう。次々と、自分の信仰との出会いや本教会に集うようになったいきさつなど、Y姉に負けないようにしっかりと力説してくださいました。

 今日の交わりの会で、信徒のみなさんの親交と信仰がさらに深まったことと思います。お世話をしてくださった会員委員会の皆さん、本当にありがとうございました。また、このホームページを見ていただいた皆さん、こんな城東教会にぜひ一度足を運んでみてください。信徒一同、大歓迎して待っておりますよ。

2024年10月27日

クリスマスの準備が始まっています

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 今日は、10月20日。クリスマスまで、まだ2か月ありますが、教会学校では、早くもクリスマス会に向けて、劇の相談が始まっています。今年は、いつもの生誕劇のページェントやクイズではなく、以前に演じていた「靴屋のマルティン」の劇をして、子どもたちに喜んでもらおうということになりました。

 しかし、問題があります。それは、役者不足。子どもたちの数が足らないため、教会学校の教師、そして役者ぞろいの教会員のみなさんの中から有志にお願いをして、何とか劇を成立させようと、今、人選や配役に頭をしぼっています。

 来月からは、練習も始める予定です。たくさんの子どもたちを招き、教会の楽しさ、そしてイエスさまを信じることのすばらしさを知ってもらえるクリスマス会にしたいと思っています。そんな城東教会のCSのクリスマス会をのぞいてみてください。日程は、12月15日(日)午後13時からの予定です。

2024年10月20日

クスノキの剪定

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 今日、教会を訪れると、教会のシンボルの一つであるクスノキがきれいに剪定されていました。先日、H兄がはしごをかけて、高いところまで登り、きれいに剪定してくださったということです。その働きに心から感謝したいと思います。そして、下に落とされたたくさんの枝や葉は、後日、T兄がクリーンセンターまで運んでくださるとのこと。神さまの家である教会。そこを美しく保とうとする信徒のみなさんの働きに、神さまはきっと目を細めて喜ばれているものと思います。

2024年10月07日

暑さの中で思う

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 最高気温が35℃に達しようかという日が続いています。そんな酷暑と呼んで間違いない一日でしたが、今朝も早くから信徒の皆さんが教会に集い、礼拝が守られました。今朝の説教題は、「元気を出しなさい」。ローマへ向かう船中で、パウロが神さまから語られ、同じ船の中で、今にも沈みそうな嵐の中、望みも希望も失いそうになっている者たちを勇気づけた言葉です。私たちも日々いろいろな困難や患いに遭遇し、心が折れそうになってしまうことがあります。そんな時イエスさまは、私たちの近くにご自分から近づいて来られ、私たちに励まし続けてくださいます。そのことを信じたいと思います。私たちの教会には、望みながら、入院されていたり、施設に入所されていたりして、礼拝に参加することが叶わない方が大勢いらっしゃいます。また、ご自宅で礼拝を守られている方もたくさんいらっしゃいます。それらの方に神さまからの特別な慰めと癒しがありますように。神さまから元気が与えられますように、心より願っています。

2024年07月08日

教会の東側壁面に十字架が・・

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 教会の東側に建っていた2階建てのハイツが取り壊され、今更地になっています。すると、今まで見ることができなかった教会の東側の壁面が見えるようになりました。よく見てみると、2階にある二つの窓のちょうど真ん中から上の方向に十字架の跡がうっすらと見えるような気がします。もしかしたら、以前には、東側の壁面にも十字架が描かれていたのかもしれません。

 十字架は、神さまのおられる天と私たちが生活している地がつながっていることを示し、その橋渡しの役割を果たしてくれているのだそうです。私たちは、神さまのことをすぐに忘れてしまい、眠り込んでしまう弱い存在です。信仰のともしびがすぐに消えてしまいそうになる愚かな存在です。しかし、教会では、私たちの信仰のともしびが消えてしまわないように、毎週礼拝が行われたり、聖書が読まれたりして、油が私たちに注がれ続けています。

 天におられる神さまと地で生活するわたしたちをつないでくれている十字架。城東教会の正面には白く大きな十字架があります。西側にも、夜になるとライトアップされる十字架が天に向かって伸びています。そして、西側にある十字架。私たちの城東教会が時代の流れを越えて、神さまに守られ、周りの風景は変わったとしても、ずっと変わらず神さまに守られ続けていくことを示してくれているように感じます。

2024年07月01日

変貌の中で

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 城東教会の隣には、たくさんの人が住むマンションがありました。3階建ての二棟のマンションの間に駐車場があり、日曜日の朝にはたくさんの車がとまっており、お出かけをする子どもたちや大人の声が聞こえてくる。それがいつもの礼拝を迎える朝の教会周りの風景でした。

 ところが、その二棟のマンションは今、跡形もなく取り壊されてしまいました。そこに今度は十階を越える高層の新しいマンションが建築されるのだそうです。私たちの城東教会も周りを見渡すと、背の高いマンションが幾棟も建ち並んできています。時代の流れですから仕方はないのですが、時代の変化を感じないではいられません。城東教会は、奇抜な建物ではなく、周りの家々に馴染み、地域に溶け込むようなスタイルを目指して建築されたという話を伺ったことがあります。それなのに、地域が次第に姿を変え、教会の建物が目立ちにくくなってきている。そんな印象すら受けてしまいそうです。

 しかし、今朝も教会では、いつも通りに大勢の信徒が集い、礼拝が守られました。一般的にはタブー視されている死について、正面から説教が語られました。どうしたら安らかに死を迎えることができるのか、それはだれもが抱く大きな問題意識のはずです。時代の流れの中で教会の周りの風景は変わってきていますが、教会と信仰は、頑固に変わらないもの。マンションの谷間にしっかりと根を張り、これからも信仰と伝道の働きを地道に続けていける教会でありたいと思います。

2024年06月24日

城東教会の底力

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 今日の礼拝の説教者は、I兄が担当してくださいました。その理由は、牧師の寺島謙先生が体調不良となり、急遽、I兄が説教の代役者となったわけです。I兄も大役を引き受けられた後、体調が悪くなられたそうですが、今日の礼拝では、見事に「イエス・キリストの系図」という説教題で興味深いみ言葉の取り次ぎをしてくださいました。

 マタイによる福音書の1章には、14代にわたる人々の名前が3組も出てきます。この系図を知ることに何の意味があるのだろうかということは、私自身も不思議でした。しかし、その中にエジプトに売り飛ばされたが後に宰相となったヨセフの名前は出てこないで、売り飛ばした側のユダの名前が出ている。また、4人の女性の名前が出てくるが、その中には、社会的に認められないような行いをしてしまった人物もいる。イエスさまは、そういう人たちの末裔であるということを正直に記しているというお話でした。しかし、イエスさまは、忌み嫌われる人たちの友となり、救いの御手を幾度ものばされていることは、聖書が証明しています。聖書に示された罪のない神の御子が人間となってくださり、罪にまみれた人間を贖ってくださっている。その真実を示しているのが、イエス・キリストの系図のようです。わたしには、まだまだ理解が足りませんが、とても興味深いお話であったことを記しておきます。

 今日の礼拝は、牧師先生の不在という緊急の事態での中で行われましたが、礼拝を守り通すことができたのは、I兄をはじめ、細かく連携を取りながら司会を担当されたI姉、奏楽を急遽担当してくださったO姉など、城東教会を支える人たちの底力の賜物でした。そして、それを見守り、支えてくださったのは、神さまの御業です。今日の説教者のI兄は、説教の最後で次のように締めくくられました。「自らなしえることを忍耐をもって行いたい。信仰を大切にして、日々の歩みを続けたい。」自らのお姿を通して私たちに示してくださいました。しっかりと心に刻んでおきたいと思います。 

2024年06月03日

各部委員会

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 今日は、5月最後の礼拝となります。恒例の会堂全体清掃を礼拝後に実施しました。信徒の皆さんは手慣れたもので、高齢の方が率先して、てきぱき動いていただけます。みんなの力を終結すると、掃除もあっという間に完了し、新しい月を迎える準備も整いました。

 そして、今日は、その後、各部の委員会が開かれました。2024年度が始まって、新しい組織も出来上がりました。それぞれの部の部員が集まって、今年度の活動について計画を話し合いました。私の所属する会報委員会では、始めに委員長さんがお祈りをしてくださいました。会の始めにこのような形でお祈りが行われるのは、教会の特徴の一つです。自分たちの意思や思いで活動を進めていくのではなく、神さまの御心を求め、神さまの御心に適う形の活動となるように祈ります。神さまが私たちの活動を守り支えてくださることを信じて、今年も教会員一人一人の思いを大切にしながら、神さまに喜んでいただけるような会報を作っていきたいということを部員で共通理解しました。。そして、最後は「主の祈り」で会を締めくくって、第一回の委員会を閉じました。

2024年05月26日

聖霊降臨日礼拝

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 今日は、聖霊降臨日。たくさんの信徒が集いました。中には、体調を整えられるために、長く礼拝から遠ざかっておられた姉妹も礼拝に参加してくださり、懐かしい再会に、教会員一同が励まされました。

 ところで、聖霊降臨日には、イエスさまが天に昇る時に約束してくださった聖霊が、使徒たちに与えられた日です。聖霊がくだった時、炎のような舌が一人一人の上にとどまったと聖書に書かれています。そして、いろいろな国の言葉で、神さまの偉大な業について語り出しましたと使徒言行録には続いています。

 聖霊が与えられると、弟子たちは、大きな力を受けたのでしょう。そして、聖霊の力によって、とてもできそうにないと思っていたことに、立ち向かう勇気を与えられたに違いありません。説教の中では、競走馬のことが譬えとして取り上げられました。馬の力だけでは、レースはできない。騎手がまたがり、その手綱さばきによって、馬はコースの中をゴールに向けてまっすぐに走っていくことができる。そして、私たちは馬なのだそうです。馬だけの力では、自分の力ではとてもできそうにないと逃げ出しそうになるような苦難に遭遇することもあります。しかし、イエスさまが騎手となり、私たちと一心同体となって歩んでくださいます。自分に与えられた道を勇気をもって歩んでいくことができるのです。私たち一人一人の上にとどまった聖霊の導きを信じ、復活のイエスさまに支えていただきながら歩んでいきたいと思います。

2024年05月19日

母の日のプレゼントづくり

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 今日は、母の日です。CSの礼拝で、母の日についても教えていただきましたが、その後の分級では、さっそくプレゼントづくりに取り組みました。今日は、子どもたちが大勢礼拝に参加し、その後の分級もにぎやかに始まりました。女の子たちは、カーネーション作りに挑戦です。折り紙を細かく折って、その周りを花びらのようにはさみで細かく刻んでいきます。そして、何枚かの花びらを重ね合わせ、茎に見立てた棒に接着します。がくをつけて、花びらを固定し、葉っぱも付けてました。仕上げはラッピング。きれいな色のセロファンできれいに包んで、完成です。

 文字だけの説明では、よくわからないことと思いますが、写真にあるような手作りのカーネーションの花が子どもの数だけ完成しました。そして、お母さんにプレゼントとして手渡しました。外はあいにくの雨でしたが、教会の中は、温かい神さまの祝福に包まれていたと思います。普段は迷惑をかけてばかりのお母さんですが、自分を産み育ててくださっているお母さんに心から感謝をしたいですね。そして、そんなお母さんを私たち一人一人に与えてくださった神さまに心から、ありがとうございますの祈りをお伝えしたいと思います。今日の日のために、準備を整え、分かりやすく指導してくださった教会学校のT先生、どうもありがとうございました。

2024年05月12日

CSの礼拝説教

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 今日のCS礼拝の説教は、つい先日まで役員で書記を務めていらっしゃったI先生が担当してくださいました。I先生は、当教会の長老のお一人であり、毎年礼拝においても説教を担当してくださっています。たいへんな読書家で、その視点の面白さや視野の広さは、私たち後輩にいつも刺激を与え続けてくださっている方です。

 今日の説教は、「主イエス、漁師を弟子にする」という題で、シモン、アンデレ、ヤコブ、ヨハネの4人が、イエスさまに声を掛けられて、家族も仕事も捨ててついていったことの不思議について語ってくださいました。「オーラ(気)」がイエスさまのまなざしを通して彼らに乗り移り、本物の御子であるということを悟ったのではないか、そのような内容のお話でした。(詳しくは、「教会学校(CS)説教」のコーナーをご覧ください)

 私たちも、弟子たちと同じように、イエスさまのまなざしにとらえられた者であるに違いありません。家族や仕事を捨てているわけではありませんが、イエスさまにとらえられたことで、捨て去っているものもあるはずです。しかし、私たちが教会に通い続けているのは、イエスさまにとらえられることによって、召されるといった方がいいでしょう、罪赦された者として生きることができるからに違いありません。

 私などよりもはるかに長く教会に関わり、信仰を深められているI先生です。社会的にも立派な経歴をお持ちの先生です。I先生が最後に仰った言葉「神さまの恵みによって召された者の集まりが教会です。神さまの召しに応えるものでありたいと思います。」その言葉を謙遜に受け止め、自分も誠実に自分に与えられた道を歩み続けていきたい、そう感じた今日のCSの説教でした。

2024年05月05日

教会総会が開かれました

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 今日は、礼拝後に、教会総会が開かれました。総会は、一年間の教会の歩みについて教会員みんなで話し合いをする貴重な場です。昨年度の教会の歩みや各部の働き、決算報告などが始めになされました。そして、新しい年度の予算についても提案がなされ、無事承認されました。また、役員選挙が行われ、今年は5名の役員が選挙によってえらばれました。選挙によって選ばれたことを神さまの召しと捉え、みなその任を快く受け止めることができました。新しい教会の組織がこれから作られていきます。そして、新しい教会の歩みが今年度も始められます。礼拝出席者の減少や会員の高齢化、健康上の問題など、課題が山積みされている教会ですが、神さまの御心をみなで祈り求め、神さまのみ旨に適った歩みが行われますように、どうか神さま、私たち信徒の群れを正しくお導きください。

2024年04月28日

中予分区総会が開かれました

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 今日は、午後から中予分区の総会が、城東教会を会場として開かれました。中予分区の各教会の牧師先生や信徒の代表者が議員として集まり、分区のいろいろな部の活動の活動や予算について話し合い、決議をしました。

 総会の中で、各教会の実情について、それぞれの牧師先生からお話をいただきました。どこの教会も高齢化が進み、信徒の数が減少していること、今まで通りの活動が難しくなってきていること、また、牧師先生ご自身が体調を崩され、他の教会の牧師先生が代務者として時間を調整して来られ、礼拝が守り続けられている教会もあること、などなど、様々な困難を乗り越えながら、伝道の働きが進められていることを知ることができました。

 中予分区だけでなく、四国教区の教会は、お互いの教会が祈り合い、そして支え合いながら、歩みを続けていることを具体的に知ることができた総会でした。今、私たちの周りでは、心を痛めるような様々な出来事が起こっています。戦争や災害、事件や事故、そして高齢化や少子化、環境破壊などなど、限りない課題の大きな壁に囲まれ、どこへも進めないような暗い気持ちになります。しかし、私たちには、希望があります。すがるべき唯一のお方がおられます。イエスさまに共に祈り合い、そして支え合って、互いに大きな壁を乗り越え、今年度も歩み続けていきたいと思います。

 

2024年04月21日

新年度のスタート

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 教会の庭におりる階段の手すりにフジの木が植えられています。先週までは、目立たなかったのですが、今週、いきなり芽がどんどん伸びて、花が咲き始めました。暑い季節が近づいてきたことを感じます。

 今日は、新年度初めての礼拝でした。説教のあとには、聖餐式も行われました。たくさんの信徒が集いことができました。神さまのお導きに深く感謝をいたします。礼拝説教の最後に、使徒言行録の23章11節において、神さまがパウロに語った言葉が紹介されました。「勇気を出せ。エルサレムでわたしのことを力強く証ししたように、ローマでも証しをしなければならない。」というみ言葉です。

 いろいろな課題や困難を前にして、私たちは時に不安になり、前に進む力を見失ってしまうことがあります。でも、復活のイエスさまは、私たちのすぐそばに立ってくださっています。そのことを強く信じ、神さまの証し人として、自分の生活を神さまに喜ばれるものにしていきたいと思います。

 

2024年04月07日

イースター礼拝

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 今日は、イエスさまの復活を覚えて、イースター礼拝が行われました。9時からの教会学校でも、子どもたちとイースター礼拝を守りました。普段はなかなか子どもたちの姿を見ることができない教会学校の礼拝が近頃は続いていましたが、今日は違っていました。幼児からこの春大学生となるいろいろな年代の子どもたちが大勢集い、いつもは空席の多いCS礼拝室が久しぶりに満席となりました。

 牧師先生から、説教を聞かせていただいた後は、恒例の卵探しです。礼拝室と隣の祈禱室に巧妙に隠された10個の卵を子どもたちが一生懸命に探します。一つ一つ見付ける度に歓声が上がり、子どもたちからはどこどこにあったんよという報告がされます。見守る大人たちも、そしてイエスさまも、みんな笑顔であったことでしょう。久しぶりのにぎやかなCSの分級となって、とてもよかったです。

 子どもたちの中には、今年から都会の学校に進み、夢の実現を目指す子どもがいます。念願の大学に進み、さらに勉学に励もうとする子どももいます。一人一人の歩んでいく道はみんな違っていますが、イエスさまは万能のお方です。必ず、一人一人に寄り添ってくださり、その子にとって一番良い道を歩んでいくために道を切り拓いてくださると信じます。

 復活されたイエスさまが今も私たちのために生きて働いて下さっている。牧師先生からいただいたメッセージを胸に、希望をもって、そして安心して、自分の選んだ道を歩んでいってほしいと心から願っています。教会学校の教師一同もみんな子どもたち一人一人の成長と夢の実現を祈り続けています。

2024年03月31日

棕櫚の主日礼拝

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 今朝はあいにくの雨でしたが、受難週の始まりである今日、たくさんの信徒が教会に集い、棕櫚の日の礼拝を守ることができました。

 この日が棕櫚の日の礼拝と呼ばれるのは、イエスさまがエルサレムに入場されたときに、群衆が棕櫚の葉をその道に敷いて、歓迎したことに由来しているそうです。ところが、イエスさまは今までの王が入場した時とは違った様子でエルサレムに入場されました。今までの王は、強さを象徴するような立派な馬に乗って颯爽とエルサレムに入場してきました。しかし、イエスさまは、子ろばに乗って入場されたのです。小さな弱弱しい子ろばに乗ったイエスさまでしたが、群衆は、ホサナ!ホサナ!という大歓呼で迎えたと聖書には書かれています。ホサナとは、「救い給え」という意味があるということを説教で学びました。

 しかし、大歓声に迎えられたイエスさまが、その数日後に十字架にかけられます。期待した王、ローマの支配から解放してくれる王ではないということを知った群衆は、態度をがらりと変え、今度はイエスさまを十字架にかけることを要求し、それをピラトは、わが身の保身のために通してしまいます。人間の罪が強く現れている出来事です。

 私たちは、目に見えるもの、例えば富や名誉や地位や学歴などに頼って生きていこうとしてしまいます。それらは、一見強いもの、頼りになるものに見えるのです。しかし、本当に私たちを救うのは、そういった形のものではありません。弱弱しい子ろばに乗ったイエスさまは、強いものには見えなかったかもしれません。しかし、私たちが思いもしないような形で、私たちの罪を背負い、十字架にかかって命を落とされ、その十字架の出来事によって私たちは罪から赦され、神さまの前に生きることが赦される存在になれたのです。

 今日から、始まる受難週では、そんなイエスさまの十字架への道を覚えて過ごしたいと思います。たいへんな苦難に満ちた道のりでした。「エリ、エリ、レマ、サバクタニ。(わが神、わが神どうしてわたしをお見捨てになられたのですか。)」と十字架の上で叫ばれたイエスさまの苦悩を忘れてはならないと思います。そして、落ち着いた気持ちで、感謝の思いを忘れずに、イエスさまを心から信頼して、この週を歩んでまいりたいと思います。

2024年03月24日

力強い讃美歌

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 今日の礼拝には、初めて来られた方が何人かあり、いつもよりも会堂が人でいっぱいになりました。一番迫力があったのは、讃美歌を歌う時です。会堂一杯に力強い歌声が響き渡りました。かつて城東教会でも礼拝出席者が多かった時には、力強い讃美歌の響きが聞かれていました。しかし、コロナ禍の頃からでしょうか、礼拝出席者が減り、讃美歌の歌声からも力強さが失われていったことを思います。久しぶりの力強い讃美歌の響きに、昔を思い出し、うれしい思いになったことを、昔をよく知る長老の兄弟から聞くことができました。

 今年度も残り少なくなりました。しかし、今年度は、最後の日3月31日がイースターになります。イエスさまの復活に向けて、讃美歌の力強い響きに励まされる礼拝となりました。新来会者の皆さん、礼拝を盛り上げてくださり、本当にありがとうございました。

2024年03月17日

春の気配

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 今朝は厳しい冷え込みでしたが、明るい陽ざしの中、神さまに守られて、たくさんの信徒が今日も礼拝を守ることができました。

 今、教会の暦は受難節。レントの時を歩んでいます。イエスさまが私たち人間の罪を贖うために、十字架への道をお選びになり、苦しみに満ちた日々を送られたことを覚えて、私たち教会員も心を整え、今週も自分に備えられた道をまっすぐに歩んで行けますようにどうかお導きください。

 それから、今日は、うれしい出来事もありました。CSの礼拝に久しぶりに子どもの笑顔が戻ってきたのです。ここしばらく子ども不在の礼拝を守り続けていましたが、主人公である子どもが来てくれることは何よりのよろこびです。しかも、説教を担当してくださったのが、先日入籍をされたS姉妹。Sさんの穏やかな語り口から、私たちはイエスさまを心から信頼し、安心して生きていけばよいというメッセージを受け取ることができました。

 教会の入り口にあるピンクのツバキの花が次々と花を咲かせています。長い冬が続いていましたが、春の気配が一日一日濃くなっているようです。どうか神さま、今、病院や施設の中にあったり、体調がすぐれなかったりするため、礼拝に集うことができない信徒の皆さんをお守りください。近いうちに、また共に礼拝を守れる日が来ますことを心よりお祈りいたします。

2024年03月10日

寒風の中の礼拝

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 今朝の最低気温はマイナス1℃だったそうです。そんな厳しい寒さの中でしたが、たくさんの教会員の方が集い、今朝も礼拝を守ることができたことに感謝をします。今朝は、長く礼拝に参加されていなかった方も何人かお元気な顔を見せてくださいました。その方々のお顔を見ると、うれしい気持ちでいっぱいになります。「病気になんか負けてられない。」と笑顔で話してくださった方もおられました。

 祈り合う教会の文化。これは、教会の宝であると思います。自分のために祈ったのではそれは一つの祈りにすぎません。しかし、教会の方が、それぞれの方のご健康やご生活について祈り合えば、それは幾重にも重なった強い祈りになるはずです。

 3月になりました。今はレントの時を歩んでいますが、春は確実に近づいてきています。どうか施設や病院で生活をされている方、闘病生活を送られている方をお支えお守りください。また、礼拝に共に集うことができる日が来ますことを心よりお祈りしています。

2024年03月03日

礼拝での祈りの言葉

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 寒桜のつぼみが一気に花開き、春の気配が一日一日濃く感じられる季節となってまいりました。そんな自然の恵みをいただきながら、私たちの健康を支えていただき、今朝も一人一人の名を呼んで、教会に集うことを赦していただき、受難節第2主日礼拝を、敬愛する兄弟姉妹とともに、神さまの御前にて守れます恵みに深く感謝をいたします。
 今、私たちは、受難節の歩みの中にあります。イエス・キリストは、私たち人間の罪を赦すために、十字架への道を歩まれました。それは、2000年前に起こった一度きりの出来事ではありません。私たちは、日々神さまのことを忘れ、自分の思いや考えで神さまから与えられたはずの人生を自分勝手に生きようとしてしまいます。与えられている恵みに感謝することを忘れ、自分の欲に縛られて、時に卑屈になって自分の殻に閉じこもったり、時に傲慢になって周りの人を傷つけたりしてしまいます。すぐに神さまから離れてしまいがちな自分を、神さまの御前で今一度悔い改めさせてください。そして、十字架に向かって歩まれるイエスさまのことを思い、心を静め、感謝と希望をもって、自分に備えられた道を、今週も迷わず歩んで行けますように、お導きください。
 今日は礼拝後に、教会懇談会が開かれます。様々な課題を抱える城東教会ですが、一つ一つの課題に教会員一同が心を一つにして取り組み、神さまの御心に適ったよりよい解決の道を探っていけますように、どうか神さまお導きください。
 今朝、御言葉を取りつぐ寺島牧師に、そしてこの会堂に、豊かな聖霊を降り注いください。聞く私たちが心を整え、神さまのみ言葉が自分の人生とどうかかわっているのか、その意味やその確かさを素直に受けとめることができるものにさせてください。
 願いながら今朝の礼拝に集うことのできないたくさんの教友を覚えます。施設の中で生活をされている方、老いの労苦と闘われている方、健康を取り戻すために養生されている方、困難の中にも希望を見出そうとされている方、自分に与えられた役割に従事されている方、神さまがその方とともにいて、今週も一人一人に必要な慰めと勇気と希望をお与えください。共に礼拝を守れる日がきますことを心から祈ります。
 この一言の祈りをイエスさまのお名前を通して、御前にお捧げします。アーメン。

 

2024年02月25日

春への歩み

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 教会の入り口に咲いているスイセンの花が、咲き誇っています。一斉に同じ方向を向き、教会に訪れる私たち信徒一人一人を出迎えてくれているようです。

 今日も説教を通して、命のみ言葉に与ることができました。あれもできない、これもできない。このように私は不平不満に陥ってしまうことがよくあります。そんな時の私は、自分の願いや欲に支配されてしまい、神さまから与えられている豊かな恵みを見失っているのでしょう。

 神さまは、私たちの目には見えません。神さまの声も直接に聞くことはできません。しかし、私たちは、み言葉を通して、神さまの愛について、繰り返し繰り返し、教わることができます。イエスさまの十字架によって、日々重ねてしまう罪を赦され、日々新しい命に生かされ続けているのです。神さまから与えられている恵みを一つ一つを喜びをもって感じ取り、感謝の心をもって生きること。自分に備えられているすべてのものは、神さまが備えてくださっているものです。感謝と喜びをもって、今週も歩んでいきたいと思います。

2024年02月18日

床を担いで歩きなさい

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 イエスさまは、ベトザタと呼ばれる池を囲んだ回廊で、38年間も横たわったままであった人を癒されました。「よくなりたいか。」という言葉を掛けられ、肉体的な癒しだけでなく、この人の心を神のもとに立ち帰らせようとされました。そして、癒された後、「起き上がりなさい。床を担いで歩きなさい。」と言われました。「担ぐ」とは、重荷を背負って歩むことです。しかし、神さまは、重荷を背負えと言われるだけではなく、重荷を背負う力をお与えになります。共に重荷を背負って歩んでくださるのです。

 私たちは、時に不安でいっぱいになります。自分がその重荷を背負って歩んで行けるのか、床を担いで歩くことができるのか、その自信が持てず、逃げ出したくなることすらあります。そんな時には、神さまがいらっしゃるなんてうそかもしれない、イエスさまが支えてくださるなんて気やすめに過ぎないとすら感じ、祈りも自暴自棄になりがちです。そんな時にはどうすればよいのでしょう。

 私たちは、強い存在ではありません。一人では生きていけない弱い存在でしかありません。ただイエスさまにすべてを委ねる。そして、自分に備えられた道をとにかく歩み続ける。たとえ大きな不安の中にあってもそこに留まっているだけでは、その不安からは逃れられません。歩み続ける。その勇気を与えてくださるのが、復活のイエスさまであり、聖霊の働きであると信じます。

 城山の中腹にあるカンザクラのつぼみが膨らみ始めました。まだまだ厳しい寒さの中ですが、つぼみの中には、新しい命が確かに芽生え、春に向けて日に日にエネルギーを増し加えていることを感じます。弱い私たちにも、神さまは、きっと重荷を背負って歩んで行けるだけの力を与えてくださいます。神さまから与えられている恵みをしっかりと感じ取り、自分の足で起き上がりたいと思います。そして、床を担いで歩きたいと思います。そんな勇気や希望を与え続けていただける「み言葉」に与ることのできる幸いに心から感謝したいと思います。

2024年02月11日

1月最後の礼拝

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 大きな災害が元旦に発生し、不安の中で始まった2024年ですが、1月が終わろうとしています。今朝は、1月最後の礼拝が行われ、少し寒気がゆるんだ中、たくさんの信徒が集まりました。被災地では、未だに、不自由な生活を強いられ、不安や不自由の中、懸命に生活されている方がたくさんおられます。特に大切な方を災害で失った方の悲しみは決して癒えることはないと思います。しかし、たくさんのボランティアが現地を訪れ、復興に向けて力強い歩みが進められていることを伝えるニュースに接することができました。人の悲しみや辛さを少しでも癒すことができるのは、人の善意や優しい気持ちであることがインタビューなどから伝わってきます。助け合うこと。支え合うこと。こういう大変な時にこそ、必要なものが何であるかということを教えられます。私たちにできることは大変限られていますが、神さまに心からお祈りすること。祈りを通して、神さまが苦難の中にある方々を支え、悲しみを癒し、復興に向けての力を与えてくださると信じます。教会の庭にあるスイセンの花が満開を迎えようとしています。春の訪れの気配が、私たちの心にも、勇気と希望を与えてくれます。今週も神さまに委ね、自分に備えられた道を一日一日誠実に歩んでいきたいと思います。

2024年01月28日

創立記念礼拝

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 今日の礼拝は、創立記念礼拝として守られました。松山城東教会が創立して75年という年月が過ぎたこととなります。それに合わせて、「会報」が配布されました。会報は、第91号。以前は、一年に複数冊の会報が発行されていたことがあったということですが、今ではこの創立記念礼拝に合わせて配布されています。

 今まで発行された会報に目を通すと、教会の歴史がよくわかります。また、先達の皆さんがどのような信仰を持ち、どのように神さまに備えられた人生を歩んでいったのかということもよくわかります。会報は、神さまが私たちに与えてくださっている豊かな恵みの一つであり、私たちの先達の皆さんから受け継いでいる大切なものであるということがよく伝わってきます。今回は、ご婦人の信子さまの許可を得て、前任牧師である野村忠規先生が描かれたイラストをたくさん使わせていただきました。脈々と流れる教会の伝統や歴史に支えられて今の教会があることを示す一つの実例であると思います。しっかりと受け継ぎ、次世代の教会を担う信徒の人たちに受け渡していきたいと思います。

 それから、今回の執筆にあたってくださった方々、校正の協力をいただいた会報委員の皆さんにも深く感謝をいたしております。この場を借りてお礼を申し上げます。

2024年01月21日

春の気配

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 教会の門を越え、玄関に入るまでの道沿いに、スイセンが植えられています。今朝は冷え込みが厳しく、防寒着を着込んで信徒の皆さんも礼拝に訪れましたが、玄関先でそれを待つように今朝はスイセンの花が何輪かつぼみを膨らませ、花を咲かせていました。今年は新年の始めから大きな災害や事故が続けて起こり、だれしも不安に陥らなかった人はいないのではないかと思われます。しかし、春は一歩一歩確実に近づいているようです。しかし、被災地では、厳しい寒さや断水などが続き、避難所生活を続けている方がたくさんおられます。どうかその方々が一日も早く落ち着いた生活に戻られる日が来ることを祈ります。愛する方々を失い、深い悲しみの中にある方々をどうか神さま、特別にお慰めください。私たちは祈ることしかできませんが、その祈りを神さまが聞き入れてくださることを信じます。春の訪れをみなで喜び合える日が来ますことを心から祈りながら、待ち続けたいと思います。

2024年01月14日

今年初めての礼拝でのお祈りの言葉

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 新しい年を迎えました。いろいろな困難や課題のあった昨年の私たちの歩みを、神さまはいつも支え、導いてくださいました。しかし、私たちは、日々の生活に追われ、周りの人との人間関係に心を奪われ、自分の私利私欲に惑わされ、神さまからいただいている豊かな賜物をしっかりと感じ取ることができず、感謝や祈りを忘れがちな毎日であったことを心から悔います。どうか、神さまへ心から感謝し、希望をもって、自分に与えられた責任を果たしながら新しい年を歩んで行けますように、私たちを導き、お支えください。
 今年は、年の初めから、私たちの心に深い影を落とす出来事が続いています。元旦に能登半島を中心に発生した大きな地震によって、たくさんの尊い命が奪われ、今なお行方の分からない方が大勢おられます。いきなりの災害に命を奪われてしまった方々の苦しみや無念さを思うと、言葉を失うしかありません。ご冥福を祈ることしかできませんが、神さま、どうかお一人お一人が神さまのお守りの内にあることを信じます。また、被災地では、寒さの中、深い悲しみの中、たくさんの方が身を寄せ合って今の時を過ごしておられます。どうか神さま、それらの方々をどうかお守りください。生きていくための希望の光を見出すことができますように、心の傷をいやし、お慰めください。そして、現地で捜索や援助の働きをされている方々の働きや安全をどうかお守りください。私たちも自分にできることを真剣に祈り求め、その務めに取り組んでいくことができますようにお導きください。
 他にも、世界の各地で続く今もなお続く戦争、兵器の開発、地球環境の問題など、私たち人間の周りには、大きな課題が山積しています。しかし、そんな困難の中でも、後世の人たちに、豊かな環境や平和な世界をつなぎ渡していくことは、神さまのみ心であることを信じます。厳しい谷間を歩んでいる私たちに、み言葉をお与えください。希望と勇気をお与えください。支え合って課題を解決していこうとする愛の心をお与えください。心から祈り、願います。
 今朝、み言葉を取りつぐ寺島牧師に、そしてこの会堂に、どうか豊かな聖霊を降り注いください。神さまのみ心の深さや愛の確かさを、私たちに示してください。そして、神さまのみ心に適う生き方ができるものへと、一人一人の歩みを導いてください。
 願いながら今朝の礼拝に集うことのできないたくさんの教友のことを覚えます。それぞれ事情は異なりますが、神さまがその方とともにいて、今年も一人一人に必要な慰めと勇気と希望をお与えください。健康や生活が守られ、共に礼拝を集える日を備えていただけますことを心から信じます。(司会者の祈りより引用)

2024年01月07日

今年最後の礼拝

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 今年最後の日12月31日を迎えました。今年もいろいろなことがありましたが、最後の日を礼拝を通して終えることができたことに深く感謝しております。今年は、戦争が続いていることや異常気象が頻発していることなど、私たちの未来に影を落とす出来事がたくさんありました。中でも、今でも続く戦争は、一向に終結の兆しが見えません。新しい年を迎えることをきっかけに、平和へ向けて動き出しますように、心から祈ります。戦争の犠牲となり、不安の中、不自由の中、深い悲しみの中で生活されているすべての人々の命が守られますこと、笑顔が取り戻されることは、明るい未来へ向けての絶対に必要な条件です。私たちは本当に無力な存在でしかありませんが、祈り続けたいと思います。来年2024年がよい年となりますように、城東教会の教会員の皆さんの健康や生活をどうか神さま、お守りください。この祈りをイエスさまのお名前を通してお祈りします。アーメン。

 

 

2023年12月31日

クリスマス礼拝が行われました

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 4本のアドベントクランツに全て明かりがともった今日は、クリスマスを祝う礼拝が行われました。今から2000年以上も前に、イエスさま誕生の知らせを一番初めに聞いたのは羊飼いたちでした。当時の羊飼いは、誰からも見向きもされず、安息日に礼拝を守ることができない罪人であるとみなされていたそうです。そんな羊飼いたちに、うれしい報せがもたらされたのです。羊飼いたちは急いでイエスさまのもとに駆け付け、マリアとヨセフ、そして飼い葉桶の中ですやすやと寝ている乳飲み子イエスさまを見付け、礼拝して元の生活の場に帰っていきました。

 クリスマスの喜びからあぶれる人間は一人もいないということが説教でも語られましたが、クリスマスは、誰に対しても公平に与えられた神さまからの恵みの出来事です。私たちは、日常の様々な困難や面倒に出会った時にその恵みを忘れてしまい、不平不満に心を支配されがちになりますが、そんな私たち一人一人のために、救い主が与えられました。そのうれしい報せを心に刻み、感謝と喜びをもって、羊飼いたちと同じように、自分に備えられた道を歩み続けていきたいと思います。

2023年12月24日

CSクリスマス礼拝が行われました

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 アドベント3週目の今日、クランツのろうそくには3本目の明かりがともされました。いきなりの寒さの中でしたが、午後から行われたCSのクリスマス礼拝には、子ども達、そしてたくさんの教会員の方々が集ってくださり、おごそかに、そして楽しく年に1度の恵みの時を過ごすことができました。

 始めに、寺島牧師からクリスマスメッセージをいただきました。CSの説教のページに載せていますので、ご覧ください。その後は、クイズ大会、スペシャルゲストの3人の博士が礼拝堂後方から、讃美歌を歌いながら登場します。今回は、博士も気合を入れ、3部構成の合唱に挑戦しました。「うまくハモっていました。」と参加いただいた婦人部の方々からは優しいお言葉を掛けていただきましたが、実際のところはどうだったのでしょう。それでも、3人の博士はまんざらではなさそうな表情でした。10問のクイズ問題に次々に答えてくださり、正解の方は、CS教師会のお世話をしていただいている方が用意した心のこもったプレゼントを、子どもも大人も一人ずつ選んでいきました。

 楽しい時は続きます。階下のCS礼拝室に集まり、今度は、皆であったかい飲み物を片手に、ケーキタイムです。小さなプチケーキがとってもおいしかったです。そして、帰りにはもう一度お土産をいただき、家路につきました。今日のクリスマス会に集ってくれた子どもたち、いっしょにクリスマスをお祝いできてとてもよかったです。そして、今日の礼拝に集うことができなかった子どもたちの上にも、神さまの豊かな祝福がありますように、教会のCS教師会の一同、そして全教会員がお祈りしています。

2023年12月17日

クリスマスは教会へ

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 12月も2週目。アドベントクランツも2本目となりましたが、教会の側面の壁に「クリスマスは教会で」という垂れ幕が今年も吊るされました。これからしばらくの間、夜間もライトアップを受け、地域に教会の存在をアピールし続けます。クリスマスと言えば、うれしい時、楽しい時、といった印象を私自身も持ちながら、育ってきました。しかし、本当のクリスマスの意味は知らないままだったのです。近所にある城東教会に通うようになり、初めてクリスマスの意味を知りました。御子イエスさまの誕生という救いの出来事。それをみなで喜び合い、御子を私たち人間の世に送ってくださった神さまに心からの感謝を示すのが、クリスマスの大切な意義です。

 地域の皆さん、そしてHPを見ていただいた皆さん。クリスマスにはぜひ私たちの教会に足を運んでみてください。そして、本当のクリスマスの喜びを知り、私たちと一緒に神さまのみ言葉を聞き、感謝のお祈りをしてみませんか。いつでもおいで下さい。喜んでお待ちしていますよ。

2023年12月10日

待降節に入りました

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 教会では、待降節に入りました。アドベントクランツに1本目のろうそくがともり、教会学校では、礼拝後にクリスマスツリーに子どもと大人が一緒になって、飾り付けをしました。

 でも、どうしてわたしたちは、クリスマスツリーに飾り付けをするのでしょう。わたしたちは、知らず知らずのうちに神さまのことを忘れ、自分勝手に生きようとしてしまう罪深い存在です。そんな私たちに、アドベントを迎えた喜びを覚えさせ、イエスさまをお遣わしいただいた神さまの大きな大きな恵みを今一度、心に刻み込ませるための一つの行事ではないでしょうか。そんなことを思います。そして、感謝と祈りをもって、クリスマスに向けて心を整えていきたいものです。

 これから、アドベントクランツのろうそくも一本一本と明かりを増やしていきます。同時に、神さまへの感謝と神さまを畏れ敬う気持ちを一人一人の心の中にはぐくみ続けていける待降節でありますように。忙しくあわただしい日々が12月はきっと続くと思われますが、そんな思いを大切にしたいと強く感じた今日の礼拝でした。

2023年12月03日

修養会がありました

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 今日は、修養会が行われました。コロナ禍のここ数年は、中止になったり規模を縮小しておこなれていたりしましたが、今年は数年ぶりに分団での話し合い、全体での話し合いといった以前の形に戻って、「終末」について、和気あいあいとした雰囲気の中、それぞれの教会員の捉え方や考え方を交換し合うことができました。

 終末については、それがいつのことなのか、それについてはイエスさまも分からないと聖書で言われています。しかし、終末の時というのは、破滅ではなく、救いの完成の時であるということを皆で確認し合うことができました。世界中で戦争が起こったり、異常気象が発生したりして、私たちの不安は募ります。しかし、私たちは、慌てずに、そして諦めることなく、神さまが約束してくださった救いの時、再臨の時を希望をもって待ち望みたいと思います。

 普段、礼拝で顔をあわす私たち信徒ですが、同じ部屋で、近くに座して、お互いの意見を聞き合うという機会はあまりないものです。今日は、分団での会もあり、間近で、兄弟姉妹の真摯な信仰の姿にふれることができました。恵みの時を備えてくださった神さま、イエスさまに深く感謝をしたいと思います。また、いろいろとお世話をいただいた牧師先生、会員の皆さん、ありがとうございました。

2023年11月26日

いきなりの冬がやってきました

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 ついちょっと前までは、夏の続きを思わせるような暑さすら感じさせる天候でしたが、ここ数日いきなり冬になったかのような寒さとなりました。そんな中でしたが、大勢の信徒が集い、今朝も礼拝を守ることを赦してくださった神さまの恵みに心から感謝をしたいと思います。「わたしたちの本国は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主として来られるのを、私たちは待っています。」有名なみ言葉です。世の中は、いろいろなところで戦争が起こり、環境破壊も進んでいます。不安に押しつぶされそうになり、神さまを見失いそうになりがちな私たちの心に、神さまは十字架という杭を打ち込んでくださいました。今週も寒さは続きそうです。いろいろな課題や困難も待ち受けているかもしれません。しかし、イエスさまの十字架をしっかりと見上げながら、一日一日の生活を誠実に送り、救いの完成の時を待ち望んで生活していきたいと思います。

 

2023年11月19日

急に寒くなりました

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 今まで温かさが続いていましたが、立冬を過ぎ、本来の冬を感じさせる寒さとなってきました。今シーズン初めてエアコンが暖房にセットされ、温かく快適な環境の中で、今日も礼拝が守られました。今年の城東教会修養会のテーマは、「終末」です。戦争が続いたり、温暖化が激しさを増したりしている今、終末という言葉からは、暗く恐ろしいものを感じないではいられません。しかし、説教の中で、終末とはイエスさまの再臨の時を表しており、救いの完成の時であるということを教えられました。そして、終末は今の時ではないこと。その時まで、私たちはキリストの証人として生きていくことの大切さを聖書のみ言葉から学びました。キリストの証人となる。それは、いったいどういう生き方をすることが求められているのでしょう。修養会に向けて、信徒の一人一人に宿題が出された思いがしています。

2023年11月12日

聖徒の日の礼拝

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 今日は、聖徒の日の礼拝として守られました。今年天に召された4名の兄弟姉妹のご遺族も参加してくださり、先達の信仰のお姿を覚え、その誠実さを偲びながらの礼拝となりました。

 礼拝後には、愛餐会が催されました。ご遺族の方々と昼食を囲みながら、4名の兄弟姉妹について思い出を語り合いました。代表の方によって、私たちの知らなかった先達の皆さんの信仰のお姿や人間としての生きざまが紹介されました。今は直接にお顔を見たりお話をしたりすることはかないませんが、4名の兄弟姉妹は、教会につながって天と繋がり、その命を全うされました。そして今の世を生かされている私たちも教会の十字架を通して、天に繋がっていることを改めて感じました。どうか先達の皆さん、私たちの拙い歩みを天から見守っていてください。そして、私たちも先達の皆さんを倣い、天を見上げて生きていくことができますように、どうかお導きください。

2023年11月05日

婦人部主催のバザーがありました

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 急に秋が深まり、朝晩が寒いくらいになってきました。早朝に松山城に登ると、ちょうど教会の遠く向こうに姿を見せる石鎚山のそばから朝日が昇ります。一日一日日の出が遅くなり、空気は冷たくなってきましたが。今朝も信徒の皆さんが礼拝に集いました。

 礼拝では、安息日について、説教がありました。週の始めの日に救い主のもとに立ち帰り、礼拝を通して、平安や勇気や力が与えられます。そして、神さまによって私たちはまた新しくされ、自分に与えられた世界に戻っていくのです。その意味を分かり易く、力強くお話していただけました。

 その後は、バザーがありました。たくさんの品物が献品され、会場は、大変にぎわっていました。その献品の中に、先日天に召された姉妹が毎年出品してくださっていた「柚子大根」がありました。天に召される前に用意をし、冷凍保存してくださっていたものを使って献品されたという話を婦人部の部長さんから聞きました。城東教会の先達の皆さんに支えられながら、私たちは自分の道を歩んでいるのですね。勇気を出して、おじけずくじけず、しっかりとイエスさまの十字架を見上げながら生活していく姿を先達の兄弟姉妹も見守ってくださっていると信じます。

2023年10月22日

講壇交換礼拝がありました

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 教会の玄関のすぐ前のちょっとした茂みの中に、ブドウを思わせるような小さな紫色の実がたくさん実っています。名前を検索してみると、「ムラサキシキブ」という名前のシソ科の落葉低木であり、果実が紫色で美しいので観賞用に栽培されることもあると説明がありました。

 ところで、今日の礼拝は、講壇交換礼拝として行われ、松山城北教会の小林秀樹牧師が礼拝の説教にあたってくださいました。小林先生からは、「あなたがたはその枝である」という説教題で、ヨハネによる福音書にある有名な箇所をもとに、神さまの愛について学ばせていただきました。「あなた方はわたしの枝である。」そのように私たちは、主イエスから知らせていただいています。わたしの愛にとどまりなさいと繰り返し語っていただいています。私たちは罪を犯してしまう弱く罪深いものですが、主イエスは、ご自身のものとして、私たちを大切にしてくださるのです。その愛に応え、私たちも主イエスに連なり、歩み出すものでありたいと思います。教会の玄関前にある「ムラサキシキブ」も神さまに連なっており、神さまが大切にしてくださっているに違いないと思わせられる今日の説教でした。小林先生、どうもありがとうございました。

2023年10月15日

交わりの会

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 今日は、礼拝の後、交わりの会が開かれました。以前はバスを借りて県内各地に出かけて行き、親睦を図るという大がかりなものでしたが、現在は、会員の高齢化やコロナ禍を機に、教会の中で兄弟姉妹の証しを聞き、交わりを深めるという形をとっています。今日も、会員委員会のみなさんがお世話をしてくださった弁当を食べておなかを落ち着かせ、いよいよある姉妹の証しが始まりました。戦時中に子どもの時代を送り、大変なご苦労をされた姉妹のお話は、戦争を知らない私たちの世代の人間には、想像を絶するものでした。しかし、そのようなご苦労を歩み通され、キリスト教系の学校に入学し、神さまへの信仰を深められていった姉妹のお話を伺い、神さまが姉妹の背後で命を守り、人生を共に歩んでくださっていることを感じることができました。心の残るお話を伺い、有意義な時間を教会の兄弟姉妹の皆さんと共有できました。神さまの豊かな恵みに心から感謝したいと思います。

2023年10月08日

伝道集会・伝道礼拝の説教原稿をご覧ください

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 9月16日(土)・17日(日)の両日、近永教会の芦名弘道牧師をお招きして、秋の伝道集会・伝道礼拝を実施しました。説教題は、「子と親」(16日)「キリストはなぜ十字架で死んだのか」(17日)です。説教をしていただいた芦名先生から原稿をいただき、このような形で公開しております。とても力強く、心に響いてくる説教です。どうぞご一読ください。 (上のアンダーラインをクリックしてください。)

2023年10月01日

10月になりました

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 教会の入り口にあるムクゲの白い花がきれいに咲き、教会のシンボル十字架の白を引き立てています。「ムクゲ」の花言葉は「信念」「新しい美」で、「信念」の由来は、中世ヨーロッパの十字軍であるといわれているそうです。十字軍が遠征する際に、シリアからヨーロッパへ「タチアオイ」の花が伝わり、そのタチアオイに似ているムクゲにも「信念」という花言葉がついたということです。教会では、今朝も大勢の信徒が集い、礼拝を守りました。私たち一人一人の信徒の信仰が信念に裏付けられた力強いものになりますように。今週も主の十字架を見上げて歩んでいけますように、どうか神さま、お導きください。

2023年10月01日

朝晩が涼しくなりました

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 暑かった夏が秋へとバトンタッチしようとしているようです。朝晩の空気が涼しくなり、教会の上に広がる青空も秋の色となってきました。先日、教会のある姉妹が天に召されました。まっすぐな信仰の持ち主で、やさしい笑顔と語り口はわたしたちを勇気づけ、希望を与えてくださる存在でした。美しい秋空のもと、今日も教会の十字架が天に向かって真っすぐに伸びています。今まで、本当にありがとうございました。そしてこれからも、天からご家族をそして私たち教会の信徒の群れをどうか見守っていてくださいと心からお祈りしたいと思います。

2023年09月24日

秋の伝道集会・伝道礼拝が行われました

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 近永教会より芦名弘道牧師をお招きして、16日・17日の二日間、秋の伝道集会・伝道礼拝を守ることができました。初日は、命について聖書のみ言葉をもとに学びました。わたしたちには親があります。その親から私たちは気質を受け継ぎ、成長していきます。時に、どうしてこんな気質が与えられたのかと、その短所に対して不満や恨み言の一つも感じることがあります。しかし、その裏には豊かな長所が備えられている。改めてそのことを感じ取ることができました。そして、今の自分を形作るもととなっているものは、もう一人の親である神さまが備えてくださっているもの。神さまは、よいものを私たち一人一人に与えてくださり、どんな環境に、そして、どんな状況に生きる者も、よりよく生きていく道を拓いてくださることを知りました。不平や不満に心を奪われがちな自分ですが、与えられている物のありがたさに目を向け、感謝の祈りを捧げながら、与えられた道を勇気をもって歩んでいきたいと思います。

2023年09月18日

すこし涼しくなってきました

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 あんなに暑かった夏も秋への交代の時期がやってきているようです。朝から元気いっぱいに泣いていた蝉の鳴き声もめっきり聞こえなくなりました。朝晩の涼しさが心地よい季節になってきました。

 夏の間、体調を崩しがちで、礼拝に集いにくかった教会員の兄弟姉妹が、今朝はいつもより大勢、顔を見せてくださいました。そして、今日も寺島牧師より、み言葉をいただき、一週間の指針を与えていただきました。「互いに重荷を担いなさい」ーわたしたちは、どんなに気を付けていても、どんなに努力をしたとしても、罪を犯してしまう弱い人間です。そんな私たちを赦し、生きる道を備えてくださっているのが神さまであり、イエスさま。その恵みに心から感謝して、わたしたちも、お互いの罪の重荷を担い合い、赦し合えるものでありたいと思います。

2023年09月10日

9月になりました

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 教会の入り口にあるススキがきれいな穂を輝かせる季節になりました。秋の到来を感じさせますが、気温はまだまだ夏まっさかり。今日も30度を軽く超える暑さの中、信徒が礼拝に集いました。そして、今日は第一週ですので、聖餐式が執行されました。イエスさまに招かれた食卓で、パンと葡萄酒をいただきました。イエスさまの死によって罪を赦され、復活によって希望を与えられて私たちは、この世の生活を送っています。

 しかし、わたしたちの生活には、いろいろな困難や艱難が待ち受けています。くじけそうになったり、逃げ出しそうになったりすることもありますが、神さまは私たちと共におかれます。「インマヌエル」を信じ、パウロが神さまから直接に掛けられた言葉「勇気を出せ」を心に刻みながら、わたしたちは、落ち着いて自分の道を歩み通していきたいと思います。

2023年09月03日

寺島牧師から説教がありました

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 今朝は、夏期休暇を取られていた寺島牧師からの3週間ぶりの説教がありました。熱のこもった語り口で、今朝は、「わたしたちは落胆しない」という説教題でのお話でした。「落胆しない」というのは、「諦めない」という意味ではなく、「自分たちの義務を怠らない」というように訳した人がいるということ。私たちには、だれにも様々な義務があります。しかし、それを怠ってしまう、逃げ出してしまいそうになることもよくあります。そんなとき、「信仰によって生きる者には、どんなことがあってもその生活が崩れることのない確かなものがある。そのことを見失わずに誠実に歩むように。」と勧めたパウロの言葉を思い出したいと思います。ここで言われる「確かなもの」とは、信仰によって養われるもの、神さまから与えられるものなのでしょう。目には見えない「確かなもの」。それを見失わない確かな者になりたいと思います。

2023年08月27日

磯村役員から説教を伺いました

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 今日は、寺島牧師が夏季休暇中のため、磯村役員が説教奉仕に当たってくださり、「神の愛ーその広さ、長さ、高さ、深さ」というエフェソの信徒への手紙に出てくる聖句をもとに話をしてくださいました。

 神さまの愛の広さについては、「赦しの愛」としてヤコブの話を取り上げられました。「神はいまし給う」とヤコブが語ったことを例に、罪と問題を抱えた私たちに赦しを与えてくださる神さまの愛について話してくださいました。長さについては、神の愛は「忍耐の愛」であるとして、放蕩息子の話が取り上げられ、ずっと息子の帰りを待ち続けた父の話が話されました。

 高さと深さについては、淵田美津雄さんを取り上げて話してくださいました。彼は1941年12月8日、真珠湾攻撃の指揮をとり、大きな被害をアメリカに与えました。彼が発した暗号電報「トラトラトラ」は有名ですが、その後、彼は、アメリカに渡り、キリスト教の伝道に当たったそうです。彼がそのような道を選んだのは、日本から追放され、その後逃げ延びていたフィリピンで現地の人たちを日本人兵から救おうとして命を失ったコベル宣教師夫妻とその娘であるマーガレット・コベルさんの行為を知らされたからだそうです。神さまの愛の高さと深さについて、印象的に語ってくださいました。

「神さまの愛は、人の知識をはるかにこえた愛で、人間の言葉で語りつくせるようなものではない。そのような神さまがまことにいまし給うことに希望がある。」と結ばれ、希望を捨てずに祈り続けることの大切さを教えてくださいました。大変な暑さの中でしたが、勇気と希望を感じるすばらしい説教を聞くことができたことに心から感謝をします。

2023年08月20日

亀田先生から説教を伺いました

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 今日の予想最高の気温が37℃というこの日。朝からじりじりと照り付ける陽ざしの中、礼拝に集うことを赦され、信徒の皆さんが次々に礼拝堂に集まりました。今日の説教者は、引退牧師の亀田昭子先生です。先生は、穏やかで、しかし要所要所で力強く「主イエスにつながり実を結ぶ」という題で説教をしてくださりました。主の家に植え付けられたブドウの木は神さまからの愛と命を受け、白髪になっても命の実を結ぶ。私たちは、年を重ねるにつれて、次第に心も体も弱くなっていきます。新しいことを生み出すことはできないと考えてしまいますが、神さまに結びついていれば、愛の実を神さまが結んでくださるということをお話してくださいました。イエスさまは世の終わりまで永遠に私たちのそばにいてくださる。その恵みの約束を受け入れ、感謝をもって歩ませていただきたいと結ばれました。希望と勇気の湧いてくるお話でした。亀田先生に感謝したいと思います。

2023年08月13日

平和聖日礼拝

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 今日は、広島に原爆の落とされた記念の日。しかし、世界のいろいろなところで未だに戦争が起こり、わたしたちの心に暗い影を落とし続けます。どうして、わたしたちは、愛し合うことができないのでしょう。今日の説教では、「敵を愛し、迫害する者のために祈れ」という題で説教がありました。説教の中で、キング牧師が『「汝の敵を愛せよ」というイエスさまの言葉は、我々の生存のために必要であり、世界の諸問題を解く鍵である』と言われたことが紹介されました。罪ゆえに、わたしたちは、善を望みながら、悪を行っているというパウロの言葉もとり上げられました。しかし、神さまは、そんな赦し難い私たち人間を御子イエス・キリストの十字架での死と復活の出来事を通して贖ってくださいました。わたしたちは、神さまの測り知れない恵みを受けているのです。

「神さまの恵みを本当に知った人が兄弟の罪を赦すことができる。」礼拝を通して、説教を通して、私たちは、神さまの恵みを知らされています。わたしたちは、神さまの力によって、少しずつですが、創りかえていただいています。わたしたちが自分の身の回りにある小さな平和を創り上げていくこと。それが、大きな平和につながっていくということを教えられる今日の説教でした。

2023年08月06日

猛暑の中の礼拝

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 厳しい暑さが続いていますが、今朝はCSの礼拝前から雨が降り出しました。暑さが和らぐかと期待をしたのも束の間、雨はすぐに止み、また、夏の陽ざしが照り付けるいつもの夏の一日に戻りました。

 この暑さ、いつまで続くのでしょうか。今週が最も暑い時期でなるだろうという話もありましたが、教会には、ご高齢の信徒の方が大勢いらっしゃいます。どうか皆さんが、健康を守られ、また来週も礼拝を守ることができますように。そして、少しずつでも過ごしやすくなりますように。そして、わたしたちの心にいつまでも暗い影を落とすのがウクライナで続いている戦争です。その地に生きる方にとっては夏の暑さなどは、とるに足りない困難の一部でしかないことでしょう。戦争による苦しみや悲しみ、不安や不便の中で懸命に生きておられる多くの方々に、本当の平和が取り戻されますように。わたしたちは、皆で心を合わせて、そのように祈り続けたいと思います。

2023年07月30日

梅雨明けの空のもと

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 長かった梅雨が明けました。蝉の鳴き声がやかましく聞こえてきます。夏本番を感じさせる強い日射しのもと、今朝も信徒が礼拝に集いました。ところで、先週月曜日の海の日には、教会学校の夏期学校が行われました。昨年実施のかなわなかった滑川清流の森を会場にして、大勢の子どもたちやその家族、教会の群れの者が集い、聖書の言葉に学んだり、川遊びをしたり、おいしい食事を味わったり、楽しいひと時を過ごすことができました。一つ一つの活動の場面で見られた子どもたちのあふれる笑顔、輝く笑顔は、神さまの守りの中で、生み出されたものであることに、心から感謝をします。今回参加できなかった子どもたちもいますが、すべての子どもたちが神さまに守られながら成長し、この教会を支える存在となってほしいと願っています。

2023年07月23日

夏本番

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 先週とうって変わって、今週の礼拝は、夏の強い強い日差しの中で始まりました。朝から30度を超える猛暑日。そんな中ですが、今朝も神さまに礼拝を捧げるために、信徒が集まりました。私たちは、自分を振り返り、自分自身を見つめ直して見た時、誰もが罪を自分の奥底に抱えていることに改めて気が付きます。その罪があるために、私たちは、傷つき、そして悩みます。しかし、そんな私たちを憐れんでくださるお方がいらっしゃることを改めて学びました。憐れむというのは、「同情する」という意味ではなく、「自分のはらわたが引きちぎれるような思いになる」ということであると今日の説教では知りました。神さまは、そのような思いで私たち一人一人を愛してくださっているのです。思い通りにならないことにいらいらしたり、不安に押しつぶされそうになったり、私たちの地上での生活には労苦が絶えません。しかし、そんな問題や課題の一切は、神さまの支配の中に受け入れられています。そのことを信じて、神さまに心から信頼して、暑い日が続きそうですが、今週も自分に備えられた道を勇気をもって歩んでいきたいと思います。

2023年07月16日

梅雨の真っ最中の礼拝

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 今朝は、朝から雨模様の天気です。降ったりやんだり、しかも蒸し暑く、過ごしにくい天候でしたが、今朝も城東教会の信徒はそろって礼拝に集いました。礼拝に先立ち行われたCSの礼拝にも、二人の子どもが参加してくれました。ここ最近は、大人だけで守るCS礼拝の日も多いのですが、やっぱり子どもが参加してくれると、礼拝室の雰囲気がぱっと変わります。一つ一つの子どもの動作を見守る周りの大人の目にやさしさが浮かびます。説教をされる先生のお話にも熱がこもってきます。

 小さな子どもたちには、神さまのお話はまだまだ十分に理解ができないかもしれません。しかし、大人の礼拝に臨む姿勢がきっと子どもたちに伝わるはずです。神さまへの信仰の芽が大きく膨らんでいきますように、私たち大人は神さまへ心からお祈りをしたいと思います。

2023年07月09日

7月に入りました

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 一昨日の夜半には、バケツの水をひっくり返したような豪雨が松山を襲いました。その影響が昨日は残り、じめじめした町の雰囲気でしたが、今日は朝から太陽の明るい日差しが照り付け、本格的な夏の到来が間近であることを教えてくれました。

 今日も礼拝に大勢が集い、牧師先生からみ言葉を受け、一週間のスタートを始めることができました。パウロは、復活の主イエスさまから「勇気を出せ」と声を掛けられました。この声は、決して上から目線で与えられた声ではありません。イエスさまは、パウロの苦しみや悲しみを全てご存知です。なぜならば、いつもパウロと共に歩んでくださっているからです。私たちもこの時のパウロと同様に、見通しが立たないこと、いつ抜けるであろうかと思われる長い長いトンネルの中でもがき苦しむことがあります。そんな時、主は、「勇気を出せ。」と励ましてくださいます。主はすべてをご存知です。その主がそうおっしゃっているのです。私たちは、主の復活を、そして主がわが内に生きてくださっていることを証言しながら、自分に与えられた道を、勇気を出して歩んでいきたいと思います。

2023年07月02日

バザーが開かれました

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 ここ数年コロナ禍により十分に実施できなかったバザーが婦人部主催で実施されました。信徒の家庭から献品された数々の品が所狭しと祈祷会室の机に並べられています。それぞれの品物には、皆の思い出や思い入れがあることでしょう。それらを次の人に託す。神さまに仲介していただいて、また、新たな歴史が刻み込まれていくに違いありません。献品していただいた兄弟姉妹の皆さん、ありがとうございました。

 また、今日は、会堂清掃が行われました。皆が分担して、あっという間にてきぱきと作業が進められました。高齢の方が多いのですが、掃除の手つきや身のこなしは、さすがに鍛えられたそれぞれの家庭の味があって、見事としか言い様がありません。おしゃべりを楽しみながら、和気あいあいと掃除は終了。その後に、今日はお茶の会が開かれました。おかしも用意され、楽しいひと時が教会を包み込みました。久々の交わりの時。これからもこういう機会がもてることを楽しみにしています。

2023年06月25日

梅雨の谷間

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 昨日は、夏の到来を思わせるような厳しい日差しが降り注ぐ一日でしたが、今日は、曇り空が天を覆い、蒸し暑いながらも、穏やかな天候となりました。その中を今日もたくさんの信徒が教会に集い、共に礼拝を守ることができました。礼拝後の報告では、先週の花の日、子どもの日の午後に訪問のかなった兄弟姉妹の近況が牧師先生より話されました。コロナ禍によりもう何年も教会から遠ざかっておられる方が大勢おられます。しかし、規制が緩和されつつあり、先週は、たくさんの施設や病院で面会が許されました。みなさん、お元気そうな様子で、持参した花束や色紙を喜んで受け取ってくださったということです。とてもうれしいニュースでした。近々外出も許されるようになり、以前のように教会に足を運んでいただいて、一緒に礼拝を守ることができる日が近づいてきたように思います。神さま、みなさんのご健康やご生活をどうかお守りくださいと心からお祈りしたいと思います。

2023年06月18日

花の日子どもの日の礼拝

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 今日は、花の日子どもの日の礼拝です。今から100年以上も前にアメリカの教会で始まったこの行事が日本にも伝えられ、そして伝承され、今日、私たちの城東教会でも守られました。この日には、例年子どもたちや信徒のみなさんが花を持ち寄り、それを花束にして、病院や高齢者施設に入院・入所をして礼拝参加が難しい方々を訪問するという行事となっています。コロナ感染症による制限も緩和された今年は、久しぶりに信徒の代表が車に分乗し、病院や施設を巡りました。みなの思いがつまった色紙、そして子どもたちと一緒に作った花束。それらの贈り物は、病院や施設で生活する兄弟姉妹に喜んでいただけるものと信じています。ともに礼拝を守れる日が来ますように、これからも祈り続けたいと思います。

2023年06月11日

梅雨の晴れ間に

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 木・金と続いた激しかった雨も一息つき、今日は、梅雨も中休み。穏やかな天候の中、たくさんの信徒が集い、礼拝が守られました。今日は6月の第1週ですので、恒例の聖餐式も執り行われ、兄弟姉妹とともに、主の食卓を取り囲むことができました。豊かな恵みに心から感謝いたします。さて、来週は、花の日・こどもの日の礼拝が行われます。施設等に入所されて久しくお会いできていない兄弟姉妹を訪ね、色紙と花を届ける予定です。まだまだ梅雨は続きますが、来週は、懐かしい信徒のみなさんの笑顔に接することができることを心から楽しみにしています。

2023年06月04日

聖霊降臨日礼拝

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 今日は、教会の三つの大きな祝日の一つ、聖霊降臨日(ペンテコステ)です。イエスさまが天に昇られて10日後、復活から50日目の出来事でした。集まって祈っていた弟子たちの上に、約束通り神さまからの聖霊が降ったのです。

 私たち信徒一人一人の上にも豊かに聖霊が降ります。聖霊によって、私たちはイエスさまを主と告白し、イエスさまのために仕えていくことができます。イエスさまの望まれている世の中になりますように、どうか私たちを導き、福音を世の中に伝えていくことができますようにお用いください。

 今日は、たくさんの信徒が集い、聖霊の降臨を知ることができました。事情があって集うことのできなかった兄弟姉妹の上にも等しく神さまの豊かな恵みがありますように心からお祈りします。

2023年05月28日

祈り合いの文化

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 今朝も大勢に信徒が神さまに招かれて、礼拝に集いました。先日の総会で新しく役員になられたOさんが、今日初めての司会の役を務めてくださいました。準備万端整えられ、とどこおりなく礼拝が進められていきました。神さまの導きに心から感謝いたしたいと思います。それから、今日は、体調を崩され、長く礼拝をお休みされていた姉妹も、元気なお姿を見せてくださいました。礼拝に集うことを楽しみにしておられたということを牧師先生から伺い、改めて、礼拝に集うことの意味について考えさせられました。神さまのお招きによって、わたしたち信徒は兄弟姉妹としての関係を築いていただいている存在です。お互いがお互いのために奉仕し合う、そして祈り合う教会の文化、これは、神さまから与えられた大切なプレゼント(恵みのたまもの)です。大切に受け継ぎ、次の世代につないでいくことが私たちの使命だと改めて感じさせられた今日の礼拝でした。

2023年05月21日

母の日のプレゼントづくり

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 今日は、母の日です。アメリカの教会で始まったとされるこの行事ですが、日本でもすっかり定着しています。今朝のCSでは、礼拝後の分級で集まった子どもたちが、お母さんにプレゼントする小物の制作に取り組みました。小さい子どもたちがお母さんの好きなものを考え、素材を選び、試行錯誤しながら、プレゼントを形作っていきました。大好きなお母さんに喜んでもらいたいという子どもの気持ちがいっぱいにつまったプレゼント。きっとお母さんにその純粋な思いが伝わることでしょう。そして、天のイエスさまもきっと微笑んで、そんな素敵な親子を温かく見守っていてくださることでしょうね。

 

2023年05月14日

雨の中の礼拝

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 今日は、朝からあいにくの雨。しかし、たくさんの信徒が教会に集い、礼拝を守ることができました。「行け、わたしがあなたを遣わす」イエスさまは、パウロにそう語り、異邦人伝道への道を歩ませ始められました。わたしたちも、また、礼拝の後は、いつものように自分の生活に戻ります。時に、面倒や苦難が待ち受け、逃げ出したくなることもありますが、神さまは、私たちにも「行け、わたしがあなたを遣わした」とおっしゃり、自分の使命を果たす道へと歩む勇気を与えてくださいます。5月の連休も終わり、いよいよ夏本番に向けて、わたしたちは進んでいきます。神さまがいつもそばで支え続けていてくださることを信じ、勇気をもって自分に与えられた道を、一歩一歩確実に歩み続けていきたいと思います。

2023年05月07日

会堂掃除

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 4月最後の礼拝が行われた今日の礼拝後、会堂清掃が行われました。普段は、一部の方にお世話になっている会堂の掃除ですが、この日は、全員総出で執り行いました。手際よく掃除機をかけたり、床の水拭きをしたり、また、窓ふきや庭の落ち葉集めなど、めいめいが思い思いに自分の選んだ掃除場所をきれいにしていきました。さすがと思わせる熟練の技で、てきぱきと動かれるご高齢の会員の方々の動きが輝いていました。そして、掃除の後には、CS礼拝室に集い、お茶を飲んだり、お菓子を食べたりしながら、楽しい交わりの時を過ごすこともできました。ここ3年間ほどは、コロナ禍の影響でこのような交わりができませんでしたが、少しずつ交わりの場がもてるようになってきていることはうれしいことです。

 いよいよ明日から5月。新緑のまぶしい季節になってきました。今週も神さまを崇め、祈りながら毎日を過ごしていきたいと思います。

2023年04月30日

救いの原点

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 今日は、数日前の暑さとは違い、少しひんやりとした空気の中、たくさんの信徒が集い、礼拝が行われました。今日の説教では、パウロが「サウル、サウル、なぜわたしを迫害するのか」という声を聴いたことがとり上げられました。パウロはこの時、破滅に向かって進んでいました。それをイエスさまに呼び掛けられる体験を通して、救われたのです。私たちも、同じように神さまによって救われた一人一人の人間です。そして、その救いの原点は洗礼にあると、寺島牧師は話されました。洗礼は、赦され、救われた事実を明らかにしています。私たちは、洗礼に立ち帰りながら、歩んでいくことが求められています。赦され、救われた者として生きる。それがキリストの証人としての生き方であると力強く牧師は語られました。「何をためらっているのです。立ち上がりなさい。」このアナニアの言葉は、神さまからの私たちへの呼び掛けです。勇気を出して歩み、キリストを証しする生き方ができますように、神さまどうか私たちをお導きください。

2023年04月23日

教会総会が開かれました

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 新しい年度になり、3度目の礼拝が行われた今日、礼拝後に教会総会が開かれました。この総会は、城東教会の今年度の方向性をみんなで理解し合う大切な会です。一つ一つの議題をみなで確認し合いました。そして、新しい役員も選出されました。神さまによって召しだされた大切な役目。その使命の重さを個々の役員がしっかりと自覚し、みなと支え合いながら、教会が築き上げてきた伝統を守り続けていきたいと思います。神さまが必ず、その歩みを支え、導いてくださると信じます。

2023年04月16日

今日はイースター

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 今日は、イースターです。復活のイエスさまが甦られた日。私たち信仰者にとって希望の源となる出来事を、教会のみんなで祝いました。今日のこの日に備えてCSの子ども達と一緒に「イースターエッグ」を入れるケースを用意しました。その中にたまご(感染症の影響もあり、本物ではなく、お菓子のたまごを今年も用意してくださいました。)を入れて、子ども達が高齢者の多い信徒のみなさんに一つ一つ手渡していきます。どの方もうれしそうに、「ありがとう。」とにこやかな声を掛け、明るい笑顔を向けてくださり、手渡していった子どもたちも満足の表情を浮かべていました。

 今日から、また、新しい一週間が始まります。新学期が始まり、明日入学式を迎える子どももいます。また、試練の中にいるたくさんの教友もいます。どの方のかたわらにも、復活のイエスさまがいてくださるはずです。希望と勇気をもって、与えられた道を粘り強く歩んでいきたいと思います。

2023年04月09日

受難週始まる

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 教会の玄関入り口に置いてあった桜の枝ですが、満開となった花が少しずつ色あせてきました。その代わりに、玄関を入って少し行ったところに、ボタンの花がきれいに飾られ、礼拝に招かれたわたしたちを出迎えてくれます。

 今日から、受難週。説教の中で、試練や苦難の意味するものは何なのかということが語られました。わたしたちが一切を明け渡すことができるものが何であるのかということが示されており、それは信仰以外にはないということ。十字架に向かうという想像を絶する苦難の道を歩まれたイエスさまは、お父さまである神さまにすべてをゆだねることによって死を選ばれ、そして三日後に復活されました。全てを明け渡すことのできるものは信仰以外にはない。その言葉の意味を考えながらこの一週間を歩んでいきたいと思います。

2023年04月02日

イースター近づく

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 教会の大きな行事イースター(復活祭)が近づいてきました。CS(教会学校)では、CSの礼拝を守った後に、イースターエッグを入れるケースをCS教師の手で作りました。今日は、子どもの参加がなく、ちょっと寂しいCSでしたが、来週はいよいよ先週までに子どもたちと描いた絵をはりつけ、ケースを完成させる予定です。受難節の今、イエスさまの受難の苦しみを覚え、そして受難の意味を知るために聖書から学んでいます。本日のCSの説教については、CSの説教のページをご覧いただけますとありがたいです。

2023年03月26日

春?の到来

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 20度を超える春のような陽気の中、今朝も礼拝が執り行われました。近所にあるあんずの枝には、薄いピンクの花が満開となって咲き誇っていました。

 昨日3月11日は、東日本大震災の起こった日です。12年という年月が経ちましたが、未だに親しい人、大切な人を亡くし、深い悲しみの中にあるたくさんの人々のことを覚えます。わたしたちには想像すらできないような痛みや苦しみの中を生き抜いてこられたことでしょう。わたしたちには、その方々の痛みや苦しみがほんの少しでも癒されますようにと神さまに祈ることしかできません。トルコやシリアの国でも地震が発生し、数えきれないほどのたくさんの人が犠牲となられました。また、ウクライナとロシアの戦争も終結の見通しが立たず、わたしたちの心に暗く大きな影を落とします。

 わたしたちには、祈ることしかできませんが、神さまは何でもおできになる方です。どうか、一日も早く戦争が終わり、平和が実現されますように。そして、戦争や地震のために犠牲になられたおびただしい数の方々の御霊を神さまが癒してくださいますように。そして、今なお、悲しみや不安、苦しみの中にあるたくさんの方々に神さまが寄り添ってくださいますように。わたしたちのつたない祈りが強められ、一つにされますように。春のこの日。イエスさまのお名前によって祈ります。アーメン。

2023年03月12日

春が近づきました

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 今朝は、早朝から気持ちの良い快晴で、気温もぐんぐん上がっています。教会の玄関を入ったところに先週から飾られている「かわず桜」ですが、花の間からぐんぐん新しい葉が伸び、葉桜と変身していました。あんなに寒かった今年の冬ですが、春は約束通りやってきてくれました。神さまの豊かな恵みに心から感謝します。今日の礼拝説教では、「これはわたしの愛する子、これに聞け」というみ言葉を学びました。私たちは、それぞれが自分の十字架(重荷)を背負って生きています。イエス・キリストも十字架というたいへんな重荷を背負い、私たち人間と同じように苦しまれながら歩まれました。そして、ついに私たちの罪を贖うために十字架にかかり、命を落とされましたが、三日後には復活されたのです。私たちは、イエスさまを見習い、イエスさまに従って歩みたいと思います。それぞれの背負う重荷はありますが、復活のイエスさまが私たちの生き方の指標となってくださっています。復活のイエスさまがともにいてくださる幸いに心から感謝して、希望をもって、自らの道を歩み通していきたいと感じた今日の説教でした。

2023年03月05日

教会懇談会

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 昨日おとといとはっきりとしない天候が続いていましたが、今日は早朝から快晴です。風は冷たかったのですが、日差しは春の近づきを感じさせる暖かさの中、今朝も信徒が礼拝に集いました。玄関を入ると、奥の花瓶には寒桜やスイセンの花が私たちを迎えてくれました。教会の中は、すっかり春の装いです。温かい心遣いに感謝しながら、礼拝に臨むことができました。

 礼拝後は、教会懇談会が開かれました。城東教会の宣教方針に関する案が示された後、予算案も提示されました。教会員の高齢化や会員の減少傾向が続き、教会の会計も年々厳しさを増しています。その中で、どうやりくりしていけば、この厳しい時代を乗り越えていけるのか、具体的な案が示されました。担当の皆さんのご尽力やお働きに感謝します。

 戦争が終わりの兆しを見せず、物価高もますます深刻になっています。しかし、神さまは必ず、私たちに信仰の道を備え整えてくださるはずです。神さまの支えをただ信じ、私たちは福音伝道の働きを進めていきたいと感じました。

2023年02月26日

雨の中の礼拝

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 今朝は、朝からあいにくの雨でしたが、たくさんの信徒が礼拝に集いました。先週一週間、神さまに守られ、生活できた幸いに感謝し、新たな歩みを今週も始めるにあたっての大切な礼拝です。今朝も寺島牧師より説教を伺い、神さまの恵みをあたらめて感じ取ることができました。ところで、先週大きな手術を受けられ、療養中の兄弟がいらっしゃいます。また、膝の手術を受けられ、転院された姉妹もおいでます。皆がそれぞれに様々な形の重荷を背負いながら生活しているのですが、私たち信徒には、イエスさまがその重荷を背負い、一緒に歩んでくださっているという頼みの綱があります。どうか、療養中の兄弟姉妹が一日も早く回復されますことを祈ります。また、施設等で生活され、長らく礼拝に参加されていない兄弟姉妹も大勢いらっしゃいまが、それぞれの地で元気に生活され、また、一緒に礼拝を守れる日が必ず来ることを信じ、今週も成実に自分に与えられた歩みを続けていきたいと思います。

2023年02月19日

神を信じなさい

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 教会の門をくぐったところには、ツバキやサザンカ、スイセンなどいろいろな植物が植えられています。まだまだ厳しい寒さの中ではありますが、ピンク・白・黄色・・・それぞれが神さまから与えられた花を咲かせ、春が近いことを知らせてくれます。そんな中、玄関に入ると、今度は真っ赤なシクラメンの花。花いっぱいの教会で礼拝を守ることのできる幸いに感謝します。

 説教では、「神を信じなさい」という信仰の原点について学びました。信じるということは、信じ切りなさいということであると寺島牧師は話されました。私たちの生きる世の中には、そして一人一人の生活の中にも、問題や課題が山積しています。その中には、容易に解決しないものが多く、私たちの心に重くのしかかります。しかし、信じ切りなさいということは、諦めるなということであるとも牧師は話されました。祈り続けなさいとイエスさまはおっしゃっています。神さまは、私たちのつたない歩みを御手の中に守り、共に歩んでくださいます。そのことを信じ、与えられた道を今週も勇気をもって歩み続けていきたいと思います。

2023年02月12日

オルガンの修理が完了しました

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 礼拝堂のオルガンが故障し、その代役として階下のCS礼拝室にあったオルガンが代役を務めていましたが、先週、修理が完了したそうです。静岡県の浜松市にある遠州教会の会員であるW氏がはるばる松山まで来てくださり、数日間松山に滞在して、修理をしてくださったということです。今日は、修理済みのオルガンが、定位置に戻り、前奏からスタートして、いつものなめらかで流れるような音色が礼拝堂に響きました。礼拝において、なくてはならない奏楽の働き。それをいつも当たり前のように支えてくれているオルガン。今回の故障を通して、そのありがたさに改めて気が付きました。W氏、そして毎回の奏楽担当の姉妹のみなさんに、深く感謝しながら、今日の礼拝を終えることができました。

2023年02月05日

厳しい寒さの中

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 教会の門を通り抜けたところに、白いサザンカの花が咲いています。サザンカはツバキとよく似ているのですが、その違いは次のように説明されています。「花びらの付け根が合着しているのが椿で、合着していないのがサザンカです。そのため、咲き終わると椿は花の形のまま落ち、サザンカは花びらが分かれて散ります。また、品種にもよりますが、サザンカは晩秋から咲き、椿は1月~2月頃から咲き始める傾向があります。」(https://botanica-media.jp/libraries/plants/posts/522より引用)

 一年で一番厳しい寒さといわれているこの時期。先週は、10年に一度という寒波が襲い、松山も雪がうっすらと積もりました。その影響が残る今朝でしたが、たくさんの信徒が集い、礼拝を守ることができました。神さまの恵みに心から感謝します。今日、牧師先生より伺ったみ言葉を糧に、今週も元気で過ごせますように祈ります。また、病院や施設で生活されている兄弟姉妹の健康と信仰をどうかお守り、お支えください。また、共に礼拝を守れる日が来ますことを心からお祈りしています。

 

2023年01月29日

水仙の花

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 教会の門を通り抜けると、右側の花だんに水仙の花がたくさん咲き始めました。今日は、厳しい寒さの中でしたが、大勢の信徒が礼拝を守るために教会に集いました。いつものことではありますが、中には遠くから毎週集ってこられる信徒の方もいらっしゃいます。Oさんは、毎週バスに乗り、1時間かけて教会に来られるそうです。80になると言われたその方の笑顔を見るたびに、こちらが勇気づけられます。私たちの信じるイエス・キリストは、一人一人に寄り添い、苦難の中でも一緒に歩んでくださいます。そして、道を拓いてくださいます。そのことを信じ、今週は厳しい寒波が到来するそうですが、心を穏やかに保ち、希望をもって歩んでいきたいと感じた今日の礼拝でした。

2023年01月22日

教会創立記念日礼拝

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 今日は、74回目の教会創立記念日の礼拝として守りました。戦後まもなくというよりも終戦を迎えるのとほぼ同時に松山城東教会は生まれたということになります。当時は、今の場所に教会堂はなく、ある信徒の方の家に集まって礼拝が行われていたという話を聞いたことがあります。そんな長い歴史を想った時、信仰を守り受け継いでこられた大勢の信徒の皆さんのことを思わないではいられません。その多くの方は、天に召されていきましたが、天から私たちの城東教会を見守ってくださっているはずです。

 今は、高齢化が進み、教会員の数の減少や予算の削減、そしてコロナ禍によって行事が思うようにできないことなど、いろいろな課題が教会にも起こっています。しかし、教会は必ず守り継がれていくと信じます。今まで教会をそして信仰を守り受け継いでこられた先達に倣い、新たな75周年に向けて、神さまに守られながら、お互いに祈り合いながら、しっかりと歩みを続けていきたいと思いました。

2023年01月15日

イエスさまの洗礼

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 新しい年になって2回目の礼拝。昨日の雨にかわって、今日は朝から快晴。神さまは、寒い中にも陽だまりの暖かさを用意して、信徒を教会に招いてくださいました。

 礼拝説教では、イエスさまの受けられた洗礼についての話がありました。どうして、罪なきイエスさまが、ヨハネから洗礼を受ける必要があったのでしょうか。それは、私自身も疑問に感じていたことでした。ヨハネ自身も躊躇し、「あなたがわたしのところに来られたのですか。」と尋ねました。しかし、イエスさまの返答は、「今は止めないでほしい。正しいことを行うことは、我々にふさわしいことだ。」ということでした。イエスさまは、罪の中に自分を置かれのです。そして、イエスさまがこのように洗礼を受けられたことで、洗礼の中身がかわりました。洗礼が本当に人を赦し、人を作り替える力をもつようになったというのです。

 わたしも、十年ほど前に洗礼を受けました。その時に、牧師先生に頭に手を置いていただいたことを覚えています。その時、わたしは、聖霊を授けていただいたのです。私たちは、いつもふらふらと人生を歩み、時に失敗をし、罪を犯してしまうこともあります。苦難や試練の場に立たされることもあります。しかし、どんな時でも聖霊に守り導かれながら、復活の命の道を歩み続けることができることに、深く感謝をしながら、毎日の生活を送っていきたいと思います。

2023年01月08日

2023年が始まりました

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 いよいよ新年のスタートです。でも、教会では、まだクリスマスの飾りが備えられています。教会の玄関から一歩足を踏み込むと、クリスマスツリーが健在。教会の外にも「クリスマスは教会へ」という垂れ幕が相変わらず吊るされています。その理由は、キリスト教では、12月24日から1月6日の「公現祭(エピファニー)までを「降誕節」といって、クリスマス期間とされているからなのだそうです。公現祭というのは、異邦人である東の3人の博士によって、幼子のイエスさまが見いだされたことを記念して,救いがユダヤ人の外に広がったことを祝うとあるHPでは、解説されていました。

 ところで、今日の礼拝では、神さまの愛について説教がなされました。「人を義としてくださるのは神さまなのです。」義というのは、正しいということ。神さまの前で罪人である人間は正しい者となり、救われるというのです。神さまは、かつて敵であった人間を赦し、わたしたちを義とするために、大きな犠牲を払われました。それが、独り子イエスさまの死です。神さまは、痛み、苦しみ、悲しみを耐え抜かれました。御子を失う以上に大切なものとして人間のことを考え、愛してくださっているのです。そのような神さまの愛に守られ、神さまに味方となっていただいて、歩んでいける私たちは幸いです。今年一年どんなことが私たちに待ち受けているかわかりませんが、神さまの愛を信頼して生きること、それが神さまの愛に応える唯一のことであると信じ、感謝と希望をもって自分らしく歩んでいきたいと思います。

2023年01月01日

クリスマス礼拝が行われました

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 一昨日までの厳しい冷え込みが幾分和らぎ、今日は、過ごしやすい一日。信徒一人一人が名を呼ばれ、教会に集うことができました。今日は、クリスマス。イエスさまがご降誕された記念の日です。説教では、あなたのために今日救い主がお生まれになったという話を伺いました。ほかの誰でもない。自分のためにイエスさまは今日やってこられたのです。依然として私たちの生活は変わらず、苦難や悲しみの中を進まなけらばならない時もあります。不安やいらだちの絶えない毎日でもあります。しかし、イエスさまが私たちに与えられ、私たちにいつも寄り添ってくださいます。そのことを信じて、希望をもって穏やかな気持ちで神さまへの感謝と祈りに満ちた一日一日を送っていきたいと思います。

2022年12月25日

CSクリスマス礼拝が行われました

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 今日は、この冬一番の寒さ。まるで、冷蔵庫の中にいるような気分でしたが、たくさんの信徒が神さまに名を呼ばれ、教会に集うことを赦されました。

 今日は、いつもの礼拝の後、午後1時からCSのクリスマス礼拝が行われました。大勢の子ども達が集い、また大人の教会員の方もたくさん参加してくださり、大変にぎやかな礼拝となりました。みんなでみ言葉を伺った後、今年のお楽しみ、クリスマスコンサートが行われました。近隣の教会の会員であられるK兄、そして同じサークルで活躍されているS氏をお招きし、楽しいひと時を過ごすことができました。子どもの大好きなアニメの曲、そして大人にとっては懐かしい名曲の数々を演奏していただき、自然と手拍子が起こり、いっしょに口ずさんでいるうちに、あっという間に時間が過ぎていきました。楽しい交わりの時を用意してくださったお二人に深く感謝をしたいと思います。

 クリスマスまであと1週間となりました。ますます寒い日が続きそうですが、今日の礼拝に集うことがかなわなかった皆さんの上に、神さまの大きなお守りとお支えがありますように、心からお祈りしています。

2022年12月18日

12月第2の礼拝が行われました。

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 アドベント3週目となり、今日は3本目のろうそくがともされました。教会の西にある壁には、「クリスマスは教会で」という横断幕が今年も吊るされました。イエスさまの誕生という本当のクリスマスの喜びを知ること。それは、教会でしかできないのではないでしょうか。来週は、CS(教会学校)のクリスマス会も予定されています。イエスさまのご誕生をたくさんの子ども達や信徒の皆さんのお祝いすることができますように、どなたでも結構です。私たちの教会に足を運んでみてください。

2022年12月11日

12月第1の礼拝が行われました

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 今日は12月最初の礼拝が行われました。朝から小雨の降るあいにくの天候でしたが、たくさんの信徒が寒い中、教会に集い、礼拝が行われました。今日は、第2のろうそくがともされ、クリスマスに向けて、教会でも歩みが続けられています。しかし、健康上の問題や介護の必要などから、教会に集うことができないたくさんの信徒の皆さんもいらっしゃいます。お一人お一人の傍らにどうか神さまいらしてください。そして、クリスマスの喜びを伝え、ともにイエスさまの誕生に向けて、心や生活を整えていくことができますように、どうかお導きください。

2022年12月04日

11月第4の礼拝を守りました

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 今日から待降節、アドヴェントの始まりです。CSの礼拝室、大人の礼拝堂にも、最初のろうそくがともされました。今日は、寺島牧師が伊予長浜教会へ伝道集会の説教者として招かれているため、I役員が説教奉仕を行いました。「聖霊への信頼」という説教題で、聖霊について分かりやすくお話をしてくださいました。私たち一人一人の信仰はもろいものでしかありません。しかし、教会に足を運び、神さまに「父よ。」と呼びかけることを赦されています。そして、私たちは、聖霊のもとにあってその恵みを受けて歩まされています。時に倒れることがあっても、聖霊の守りがそこには必ずあることを語ってくださいました。

 また、今日はたくさんの子ども達が教会学校に集ってくれました。クリスマスに向けて、ツリーを出したり、飾り付けをしたり、大掃除をしたりしました。それにあわせて、イエスさまのご誕生を心から喜びお祝いすることができますように、私たち一人一人が心の準備を整えていきたいと思います。

2022年11月27日

11月第3の礼拝を守りました

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 11月も後半となりましたが、今日は暖かい日差しが降り注ぐ過ごしやすい一日でした。朝からたくさんの信徒が集い、礼拝が執り行われました。その後、コロナ感染症の影響でのびのびとなっていた「親睦会」が3年ぶりに行われ。今回は、一人の姉妹が証しをしてくださいました。どの人にも、神さまと出会うようになったきっかけがあり、神さまと向かい合う日々があります。神さまが、どのように私たちを支え、導いてくださっているかということを、たくさんの人の言葉を通して知りたいと思います。この会がまた来年も引き続き行われますように願います。そして、今日の礼拝や親睦会に集うことがかなわなかったたくさんの信徒お一人お一人に、神さまの助けや励ましが豊かにありますように心からお祈りいたします。

2022年11月20日

11月第2の礼拝を守りました

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 今日は、朝からあいにくの雨でしたが、信徒が教会に集い、礼拝を守ることができました。礼拝の後には、「教会修養会」が行われ、私たち信徒が礼拝において疑問に感じていることなどを情報交換し、一つ一つの意見や感想に、牧師先生が丁寧に答えてくださいました。話し合いの中で、率直に感じたのが、城東教会のすばらしさです。その伝統は、先達から受け継がれ、神さまに喜んでいただける形で礼拝がずっと守られてきたことに改めて気付き、大きな喜びを感じました。この喜びを願いながら礼拝に集うことができなかった教友の兄弟姉妹に伝えたいと思います。そして、一人でも多くの方に教会について知っていただきたい、そう感じた今日の修養会となりました。お世話をいただいた皆さん、本当にどうもありがとうございました。

2022年11月13日

11月第1の礼拝が行われました

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 今日は、11月最初の礼拝でしたが、「聖徒の日の礼拝」として守りました。教会に導かれて信仰の生涯を全うされた先達の皆さんを偲ぶ日で、ご遺族の方も大勢参加してくださいました。

 説教では、逝去された方のお名前を刻み込んだネームプレートのことがとり上げられました。さまざまな痛みや苦しみを覚えながらも、真摯に人生を歩み通されたお一人お一人は、かけがえのない存在であり、どの方も神さまに自分を委ね、神さまに助けられながら信仰の生涯を歩まれた方々のです。わたしたちは、その人たちに倣って、生きていくように聖書の中でパウロは語っています。私たちには、帰るべき本国があります。その言葉を信じ、たとえ辛いことの多い道であったとしても希望と喜びをもって、キリストの十字架を見上げながら、歩み続けていきたいと思います。

2022年11月06日

10月第5の礼拝が行われました

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 朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたが、日中は穏やかな陽気です。そんな天候にも恵まれ、今日もたくさんの信徒が礼拝に集うことができ、寺島牧師から神さまのみ言葉を伺うことができました。その恵みに深く感謝をしたいと思います。

 礼拝後の報告の中で、手術を受けられ、先週の金曜日に退院された姉妹の近況が話されました。大きな手術を受けられてまだ日も浅いのですが、元気な声でお電話がありましたという報告に、私たちは力づけられました。どうかお体に気を付けてお過ごしください。礼拝を共に守れる日が来ますことを皆で心からお祈りしております。

2022年10月30日

10月第4の礼拝が行われました

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 今日の礼拝は分区講壇交換礼拝として行われ、城東教会では、松山教会の上島一高牧師から神さまのみ言葉を取りついでくださいました。ヨブ記を通して、私たちが神さまが分からなくなる時とはどんな時なのかということを分かりやすく話しいただきました。病、災害、戦争等々、そのような不幸を経験する中で神さまが見えなくなることが私たちにはあります。しかし、幸福な時、順調な時には、神さまが本当に見えているかと言えば、そうとも言えません。そんな時は、神さまの深い配慮が見えなくなるというのです。ヨブは、自分が病み、友人の説得を契機に自分自身と闘う戦う中で、神さまを認めていくようになります。上島先生は、「病まなければ、捧げえない祈りがある、病まなければ信じえない奇跡がある、病まなければ仰ぎえない御顔がある、病まなければ私は人間でさえもありえない」という詩を通して、病んでこそ私たちは人間になり得るということを話してくださいました。神さまが見えなくなりかけた時に、私たちは、本当のものを尋ね求めようとすることができる。心に残るメッセージとなりました。

2022年10月23日

10月第3の礼拝が行われました

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 10月も半ばとなりました。先週は急に寒くなり、信徒の皆さんの服装も一気に半袖から長袖へ変わりましたが、今日は、一転して暑さを感じる日となり、中には半袖に戻った方もおられるくらいでした。そんな天候の変化が激しいこの時期ですが、今日も神さまに名を呼ばれ、信徒が教会に集って礼拝をおこないました。

 教会の玄関に毎週活け花が飾られて、信徒を迎えてくれます。今日は、大きなコスモスの花とススキの穂が出迎えてくれました。今日のように夏を思わせるような日もありますが、季節が進んでいることが感じられます。そんな中で、今日から、しばらくの期間休みとなっていた「お茶の会」も復活しました。きっと仲の良い信徒の皆さんとの会話も少し弾み、久しぶりの楽しい時を味わえたのではないでしょうか。ただ、今週から入院をされ、手術を予定されている姉妹もおられます。大きな病が癒され、またともに礼拝を守れますように、一同心を合わせてお祈りしたいと思います。

2022年10月16日

10月第2の礼拝が行われました

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 急に秋が深まり、半袖ではいられなくなった今日この頃ですが、今朝の礼拝は、伝道献身者奨励日の礼拝として守りました。日本伝道のために、献身者が与えられること、そして東京神学大学や教団認可神学校の働きを覚えて祈りました。

 教会の庭には、実や花をつける植物がたくさん植えられています。その中にあざやかな紫色の実を付けた植物を見つけました。撮った写真を検索して名前を調べてみると、「ムラサキシキブ」と出てきました。なるほど風情のある名前だと感心してみていますと、この名がつけられたのは、もともと「ムラサキシキミ」と呼ばれていたためと出ていました。シキミとは、実がたくさんなるという意味だそうです。私たちの教会にも、神さまに連なるたくさんの実がなりますようにと祈らせていただきました。

2022年10月09日

10月第1の礼拝が行われました

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 今日の礼拝では、聖餐式が執り行われました。コロナ感染症の影響で、ここ2か月ほど中止されていましたが、今日は、イエスさまから聖餐の恵みを受けることができました。それに先だって、説教では、「キリストの食卓」という題で、聖餐の意味について学ぶことができました。キリストの肉、そして血潮によって、私たちは贖われ、神さまの子として生きることを赦されています。その恵みに深く感謝をして、十字架を見上げながら、今週も一人一人に与えられた道を強い気持ちで歩んでいきたいと思います。

2022年10月02日

9月第4の礼拝が行われました

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 昨日9月24日(土)の伝道集会に続いて、今朝も久万協会の小島誠志牧師を招き、伝道礼拝が行われました。

 昨日は、「だれのせいでこうなったのか」という題で説教を伺いました。私たちは、試練や病から逃げることはできません。そんな時には、誰のせいでと責任探しをしがちですが、誰のせいでと問い続けても、誰かを傷づけてしまうだけなのです。

 イエス・キリストは、「だれのせいでこうなったのか」という問いに対して、「神の業がこの人に現れるためである。」と言われました。試練や病、悲しみは結論ではなく、そこから、救いの御業が始まると言われるのです。私たちの一人一人の人生にも、神さまの御業が現れます。今は試練や苦しみの中にあっても、救いと慰めの出来事が先に用意されているのです。病める人(わたしたち)に目を留めてくださるイエスさまを心から信頼し、謙遜に神さまのみ言葉に耳を傾ける者になりたいと思わされた二日間の説教でした。小島先生、勇気と希望の湧いてくるお話をどうもありがとうございました。

2022年09月25日

9月第3の礼拝が行われましt

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 9月も第3週となり、教会の庭にもヒガンバナが咲き始めました。ところで、先週、急に発生した台風14号が近づいています。礼拝は、普段より少し人数も少なめでしたが、いつものように執り行われました。しかし、明日に計画されていた夏期学校は中止となりました。とても残念なのですが、子ども達の安全にはかえられません。機会を改めて、別の形で、教会の子どもたちが集える場を計画していきたいと思います。計画や準備に当たってくださったスタッフの皆さん、説教の準備をしてくださっていた先生には、深く感謝の気持ちを表したいと思います。

 ところで、今回の台風は、非常に大型で被害が心配されています。教会員の皆さんもご高齢でお一人でお暮しの方も大勢いらっしゃいます。みなさんの安全と健康を心よりお祈りしたいと思います。

2022年09月18日

9月第2の礼拝が行われました

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 9月になり、季節は夏を過ぎ、過ごしやすい秋となりました。神さまに名を呼ばれ、今日も信徒が教会に集いました。しかし、私たちの兄弟姉妹の中には、礼拝から遠ざかっていらっしゃる方も大勢います。健康上の不安や制約から、また療養のため、自宅から出ることが難しい方もおいでです。施設に入所され、外出が認められない方もいらっしゃいます。さまざまな事情から、礼拝に集うことができない多くの方々に、神さまの御心を知っていただきたいと思います。礼拝の雰囲気を少しでも味わっていただきたいと思います。そんなお役に立てるホームページであることを願っています。近い日に、礼拝を共に守れる日が来ますように、祈り続けたいと思います。

2022年09月11日

9月第1の礼拝が行われました

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 9月になり、朝晩は大変過ごしやすくなってきました。夏の疲れから体調を崩されていた兄弟姉妹も、礼拝に参加してくれる人が増え、久しぶりにお元気そうな姿を見て、安心しました。9月の末には、伝道集会も予定されています。秋といえば、芸術の秋、スポーツの秋、食欲の秋など、いろいろ言われていますが、それは、人間の活動に適した時期であることの証しでしょう。私たち教会も伝道を大切にして、一人でもたくさんの人を教会に招くことができますように、自分にできること、それを地道にやっていきたいと思います。

2022年09月04日

8月第4の礼拝が行われました

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 朝晩の気温が下がり、いくぶん過ごしやすくなった今朝、たくさんの信徒が集い、8月最後の礼拝を神さまの御前にて執り行うことができました。厳しかった夏の暑さのため、しばらく礼拝参加がかなわなかった兄弟姉妹も、何名か、お元気そうな姿を見せてくださいました。夏季休暇のため2週間説教から離れておられた寺島謙牧師が、力強くみ言葉を取り次いでくださり、聞く私たちも勇気づけられた思いがします。

 また、礼拝の祈りの中で、幾度かウクライナ侵攻のことがとり上げられました。半年たった今も、なお戦火が続き、たくさんの貴重な命が犠牲となり、現地の人々は希望を見出しにくい生活を続けておられます。私たちにできることは、本当に限られていますが、心を一つに合わせて祈り続けること、そのことで神さまが解決への道を開いてくださることと信じます。人々の命が一番大切にされ、誰もが安心して生きていける世界の実現を祈り続けていきたいと思います。

2022年08月28日

8月第3の礼拝が行われました

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 今日も朝から暑い一日でしたが、大勢の信徒が集い、礼拝が執り行われました。今朝の礼拝では、引退牧師の亀田昭子先生が、説教奉仕にあたってくださいました。私たちは、どうしても罪を犯してしまう弱く不完全な存在です。そんな私たちを神さまは、呪うようなことは二度としない、そして最後まで担い、背負い、救い出すと約束してくださっています。その約束を示すものが、契約の虹です。私たちは、日々の生活の中で、他人を傷づけてしまったり、やるべきことができなかったり、時として罪の意識に苦しめられることが多々あります。しかし、神さまは、私たちの罪を赦し、救いの道を設け続けてくださっています。そんな神さまの愛に応えるために、私たちも赦し合い、平和を求めることができる存在となりたいものです。

 ところで、今朝は、体調を崩して、礼拝を欠席される兄弟姉妹が多数おられました。厳しかった夏の疲れが出る時期です。どうか神さま、一人一人の健康と信仰をお守りください。また、ともに礼拝を守れる日が一日も早く来ますように。しかし、うれしいこともありました。何年か前に教会学校に通っていたSさんが久しぶりに礼拝に参加し、立派に成長された姿を見せてくれました。東京の大学に通われているそうです。神さまに守られながら、元気で自分の道を歩んで行かれますように、心よりお祈りしております。

2022年08月21日

8月第2の礼拝が行われました

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 今日の礼拝は、寺島牧師が夏季休業中のため、佐々木真理先生が、説教奉仕をしてくださいました。「どうして教会に来るの?」という説教題で、ルカによる福音書に出てくる罪深い女を赦すの場面を取り上げられました。私たちは、今日の場面で出てきた女と同じように、毎日の生活の中で罪を犯してしまいます。正しく生きようとすることを諦めてしまいそうになることすらあります。そんな時、神さまは、「あなたの罪は赦されているよ」と声を掛け続けてくださっているのです。私たちは、そのお礼をする毎日を生きていますが、私たちのお礼はいびつで、お礼の形になっていないことも多いのです。しかし、神さまは、それを拒否されることはありません。私たちは、お礼を持ち寄って、教会に集まっています。毎日のことを振り返り、赦されていることへのお礼の気持ちを伝え合うために教会に私たちは来ているのです。そのような内容のお話でした。

 私自身、教会にどうして行くのかと尋ねられれば、きっと明快に答えることはできないでしょう。しかし、日々の生活の中で犯してしまう様々な罪を赦してくださっている神さまへ、お礼と感謝の気持ちを伝えるために、教会に集っているというお話には素直に納得できるものがありました。

2022年08月14日

8月第1の礼拝を守りました

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 暑い日が続いています。今朝も厳しい日差しの中を信徒が教会に集い、平和聖日礼拝として、8月の第1の礼拝を守りました。毎年、この時期になると、戦争について考えさせられます。77年がたった今でも、いまだに戦争の傷跡に苦しみ続けている人がいます。愛する家族や友人の命を一瞬のうちに奪ってしまった原子爆弾。多くの人の命を奪い、生き残った人も人生も大きく変えてしまいました。そんな悲惨な戦争がこの世からなくなってほしい。これは、人間にとって共通の願いのはずです。

 ところで、今朝は、「ゆるしなさい」というみ言葉を伺いました。人間の罪はとてつもなく大きく、返済不能です。神さまは、その人間の姿を憐れんでくださいました。憐れむというのは、痛むというのが原語だそうです。神さまもともに痛んでくださっているのです。神さまの憐れみ、赦しに生きる時、私たちも他者への赦しができるようになる。神さまへの大きな感謝を知ることができた人は、本当の赦しを与えられ、違う人間に生まれ変わることができるということです。

 今の世の中は、赦さないという気持ちに支配された風潮があります。平和を願い求める私たちにとって、一番大事なのは、「ゆるしなさい」というイエスさまの教えを一人一人が理解し、広げていくことではないでしょうか。そのように感じた今朝の礼拝でした。

2022年08月07日

7月第5の礼拝が行われました

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 7月最後の日の今日は、朝から目まぐるしく天候が変わる一日でした。礼拝が始まる頃にはかなりの勢いで降っていた雨が、礼拝の終わるころには嘘のように上がり、太陽の光がさしこみ、蒸し暑さに包まれました。そんな中でしたが、今日は、会堂清掃を信徒みんなの手で行いました。それぞれが場所を分担し、ひと月の汚れを心を込めて落としていきました。来週の礼拝では、聖餐式を予定しています。信徒の中には、手術を受けられて入院中の方もいます。施設に入所されているため、礼拝参加がかなわない方もおられます。しかし、それぞれの場所で、神さまをあがめ、信仰の炎を燃やし続けているのです。礼拝説教では、私たちが受ける苦難は、決して無意味なものではなく、栄光につながっているのであるという話をうかがいました。私たちの地上の歩みは死の向こうで神さまの前に立つとき、その真実があらわされるのだそうです。私たちには、ねぎらってくださり、帰りを待ってくださっている神さまがおられます。そのことを信じて、感謝と希望を忘れず、今週も歩んでいきたいと思います。

2022年07月31日

7月第4の礼拝が行われました

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 今日の礼拝は、互助受給教会との講壇交換礼拝として行われ、城北教会の小林秀樹牧師が、み言葉を解き明かしてくださいました。主イエスは、私たちが従っていこうという思いで近づいた時、必ず振り返ってくださる方であるということを学ぶことができました。そんな恵みの中を私たちは歩み、これからも歩み続けることを赦されているという結びのお話は、私たちを勇気づけてくださいました。小林先生、どうもありがとうございました。

 それから、礼拝後には、城北教会の2名の信徒の方を招き交わりの時を持つこともできました。その地域に教会があること、そこで礼拝が毎週執り行われていること。その素晴らしい恵みを改めて知ることができました。そして、それぞれの地域にある教会を大切にし、お互いに助け合って伝道を進めていこうとする四国教区の考え方の意義やすばらしさを理解するのに、とても有意義な会であったと思います。この伝統を大切に受け継ぎ、それぞれの地で、伝道の働きを進めていくことを、きっとイエスさまも望まれていることと信じます。

2022年07月24日

7月第3の礼拝が行われました

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 先週も暑い日が続きました。しかも、豪雨に近いような激しい雨もここ2・3日降りました。しかし、今朝は、雨も上がり、久しぶりの晴れ間がのぞく中、信徒の皆さんは、礼拝に集うために、城東教会に集まりました。どんな状況の中でも、神さまは私たちのそばにいて、私たちを支え、導いてくださいます。時に、取り返しのつかないような罪を犯してしまうことだって、私たちにはあります。そんなときにも、神さまは私たちのそばにいてくださるということを今朝の礼拝説教で、ヤコブの話を通して学ぶことができました。ヤコブが見た階段は、天と地をつないでいます。そして、私たちの通う教会もイエス・キリストの十字架を通して、天と地を結んでくださっているのです。そのことを信じ、今週も歩んでいきたいと思います。また、明日、予定されていた教会学校の夏期学校は、天候不順とコロナ感染症の拡大のため、延期となりました。残念な気がしますが、神さまは、きっと最善の時を備えてくださるはずです。その恵みを信じて、新たな喜びの時を心待ちにして待ちたいと思います。

2022年07月17日

7月第2の礼拝が行われました

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 今日も朝から厳しい暑さでしたが、神さまから名を呼ばれ、一人一人の信徒が教会へ集いました。世の中は、暗いニュースにあふれ、罪や悪に支配されているような気すらします。私たちは不安になり、未来に希望を見いだしにくくなり、暗く孤独な思いに包まれそうになります。しかし、神さまは、私たちに御子イエス・キリストを与えてくださいました。イエスさまの十字架によって、わたしたちは罪を赦され、生きる道を備えていただいているのです。そのことを忘れず、神さまの愛とイエスさまの導きに信頼して、十字架を見上げつつ、今週もそれぞれの道を歩んでいきたいと思います。

2022年07月10日

7月第1の礼拝が行われました

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 7月に入り、暑い日が続いていますが、今朝も教会員が礼拝に集い、寺島牧師を通して、神さまからのみ言葉を聴くことができました。「教会は、み言葉によってのみ立ち続けるのであり、み言葉が信じる者たちに神の恵みを受け継ぐことを得させてくれるのである。」

 今週も、み言葉を通して、生きていく勇気や力を与えていただきました。しかし、私たちの群れの中には、入院加療をしている者、体調を崩している者、様々な試練や困難の中に在る者など、みんなそれぞれに不安や悩みがあります。そんな私たちですが、神さまのみ子イエスさまがともに歩んでくださることを信じ、今週も神さまの方を向いて、誠実な歩みを続けていきたいと思います。

2022年07月03日

6月第4の礼拝が行われました。

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 先週のうだるような暑さが昨日の雨で少しおさまり、涼しめの朝を迎えることができました。今朝も健康を支えられ、たくさんの信徒が教会に集い、神さまからのメッセージを聴くことができました。

 パウロは、キリストがあなたがたの傍らに立ってくださっていると言っています。私たちの生活の中には、いろいろな苦難や試練が待ち構えています。しかし、神さまは、全てを益にしてくださるお方です。私たちは、取るに足らない愚かな存在ではありますが、イエス・キリストよって、神さまからの恵みの福音を受け取れるようにとりなしていただいています。そのことを信じ、今週もイエスさまに一切を委ね、神さまの前にへりくだって信仰の歩みを続けていきたいと思います。

2022年06月26日

6月第3の礼拝が行われました

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 梅雨入りして初めての日曜日、今朝も神さまに名を呼ばれ、信徒が教会に集いました。じめじめした天気である上に気温が高く、快適とは言い難い状況の中でしたが、体調を崩して礼拝をお休みしていた兄弟姉妹も元気な顔を見せてくださり、教会員一同、ほっとした顔で再会を喜び合いました。ところで、コロナ感染症も少しずつ落ち着きを見せています。それに伴って、礼拝では、讃美歌を2番まで歌えるようになりました。1番しか歌えないという期間が2年ほど続いていましたので、少し心のつかえも取れたような気がします。一日も早く最後まで歌うことができるようになりますように、神さまへの賛美が天まで届きますように祈っております。

2022年06月19日

6月第2の礼拝が行われました

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 今日は、「花の日子どもの日」です。一年で一番美しく花が咲くといわれるこの時期に、アメリカの教会で花を持ち寄って礼拝堂を飾り、子ども礼拝を守ったことがその始まりと言われています。ここ2年間ほど実施できなかった施設訪問も今日は一部許可が下り、代表のものが数名で訪問することができました。教会員みんなの思いが詰まった寄せ書きを受け取っていただけたはずです。ともに礼拝を守りたいという教会員の思いが伝わり、お元気で生活を続けられますように心からお祈りしたいと思います。

2022年06月12日

6月第1の礼拝が行われました

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  今朝は、今にも雨が降り出しそうな天候の中でしたが、たくさんの信徒が教会に集いました。今日は、ペンテコステ。聖霊降臨日です。弟子たちに聖霊が下ったのは、イエスさまが復活して50日目のことでした。その後弟子たちは、世界の各地へ旅立ち、イエスさまの福音を伝えていきます。その働きによって私たち日本にもキリスト教が伝えられ、私たちの城東教会が今ここにあるのです。そのことを覚えて、私たちも福音伝道に務めていきたいと思います。私たちにも弟子たちと同じように聖霊が下っていることを信じます。そして、聖霊の導きや支えを得ながら、自分に備えられた道を今週も勇気をもって歩んでいきたいと思います。

2022年06月05日

5月第5の礼拝が行われました

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 真夏を思わせるような陽射しが朝から降り注ぐ中、今日も信徒が教会に集い、5月最後の礼拝を守ることができました。ところで、6月12日には、「花の日子どもの日」礼拝が守られます。以前は、施設や病院等に入られていて礼拝に集うことが難しい方々のところを子どもたちと一緒に訪ねるということを行っていましたが、ここ数年は感染症の拡大のため、その行事は実施できていません。しかし、色紙を贈るという行為は続けられています。今年も絵が得意で達筆のT兄に尽力いただき、色紙が完成しました。一言ずつですが、皆でメッセージを添え、礼拝参加から遠ざかっている方々に届けたいと思っています。そして、それらの方々の健康と信仰が神さまに守られ、共に礼拝を守れる日が来ますことを心から願いたいと思います。

2022年05月29日

5月第4の礼拝が行われました

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 さわやかな五月晴れの朝、神さまに名を呼ばれ、今朝も信徒が教会に集うことが赦されました。私たちは、一人一人が神さまから行くべき道を示され、そこを歩んでいます。そして、そして歩みは、聖書のみ言葉によって示され、そして私たちが神さまの御心に適うように歩んで行けるように、み言葉によって励まされているということを学びました。

 教会のあゆみも新年度となり、各委員会の活動も始まりました。今日は、会員委員会とCS教師会の会がもたれました。ここ2年ほど、新型コロナ感染症の影響で、行事や交わりの会を自由に行うことができず、寂しい思いを重ねてきましたが、少しずつ再開の動きが出てきました。CSでは、夏期学校について話し合いましたが、今年は屋外で実施しようという計画が立てられつつあります。感染症が収まり、教会員相互の交わりが深まる方向に歩んでいくことが赦されますように、神さまにお祈りしたいと思います。

2022年05月22日

5月第3の礼拝が行われました

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 ちょっと肌寒さの戻った今朝でしたが、神さまに名を呼ばれて、一人一人の信徒が教会に集いました。今、教会学校では創世記を学んでいます。神さまが創られたものの豊かさで私たち人間は生きていくことができます。身近に見付かる植物もその一つです。教会を入ったところで、きれいに咲いた花を見つけました。花を見ていると、神さまから与えられた豊かな恵みを感じることができます。どの花も、神さまが「よし。」とされたように、それぞれが個性的な美しさを自慢するように咲き誇っています。同じ形や同じ色の花はひとつもなく、どれも違っていますが、それぞれがどれも神さまの最高傑作なのでしょう。わたしたち人間も神さまによって一人一人が創られた存在です。誰にも他の人にない輝きがあるはずです。神さまが備えてくださった賜物に感謝して、今週も神さまを仰ぎながら生きていきたいと思います。

2022年05月15日

5月第2の礼拝が行われました

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 教会の玄関を入ると、いつも季節の花が私たちを出迎えてくれます。今朝もピンク色の大きな花が、私たちを温かく迎え元気づけてくれました。今日は、母の日です。アメリカの教会で、ジャービス夫人の娘のアンナさんが、お母さんの好きだったカーネーションで飾り付けをしたのが、母の日の始まりだそうです。帰りに皆に配られたカーネーションは、母への愛と感謝のシンボルとなっているということ。そんな記念の日に、礼拝を守れたことはうれしいことです。今日は、自分を生み育ててくださった母に感謝をするとともに、万物を創造してくださった神さまの愛と恵みの業を今一度深く覚えたいと思います。そして、神さまの御心に適う世界になりますように、人間の命が大切にされる社会となりますように、祈りを合わせたいと思います。

2022年05月08日

5月第1の礼拝が行われました

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 今朝は、いくぶん寒めの天候でしたが、さわやかな5月を迎え、皆が礼拝に集うことができました。説教の前に、今日は、役員任職式を執り行いました。先日の総会の際に行われた役員選挙で神さまの召しを受けた4名と前年度の途中からその役を任じている一人、計5名が、役員として式に臨みました。役員の皆さんは、教会の大切な役を担ってくださいます。そのことを覚え、教会員一同、役員の皆さんの働きに感謝し、健康と信仰が神さまによって守られますように、お祈りしたいと思います。

2022年05月01日

4月第4の礼拝が行われました

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 今日は、あいにくの雨模様の天気でしたが、神さまから一人一人の名を呼ばれた信徒が集い、復活節第二主日の礼拝を執り行うことができました。今日は、昨年度天に召された姉妹のご親族も教会に足を運んでくださいました。

 モーセに率いられたイスラエルの民は、迫りくるエジプト軍の軍勢を前に、恐怖におののき、指導者のモーセに不平不満をぶつけました。その時、モーセは、「恐れてはならない。落ち着いて、今日、あなたたちのために行われる主の救いを見なさい。(中略)主があなたたちのために戦われる。あなたたちは静かにしていなさい。」とイスラエルの民に言いました。

 私たちは、思い通りにならない時、苦境に陥った時に、自分の力で何とかしようともがき苦しみます。しかし、そんな時には、神さまが私たちのために戦ってくださっているのです。神さまに信頼して、祈り、神さまに委ねて、恐れず落ち着いて行動できるものでありたいと願います。救いの道が必ず開かれることを信じて、今週も歩んでいきたいと思います。

2022年04月24日

イースター礼拝が行われました

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 今日は、イースター。イエスさまの復活の日。私たち教会員にとって、喜びの日です。教会学校にもたくさんの子どもたちが集まりました。イエスさまの復活についてのお話を聞いた後は、イースターエッグ探しです。ここ数年は、コロナの影響で実施できない年もありましたが、今年は感染対策をした上で実施しました。巧みに隠す上級生の子どもたち。そして、それを見付け、卵を手に喜びの笑顔を輝かせる小さい子どもたち。いつものように、にぎやかで楽しいひと時を過ごすことができました。子どもたち手作りのケースに入れた「かもめの玉子」は、大人に手渡され、大人たちにも笑顔が広がりました。復活のイエスさまに守られ、子どもたちにはすくすくと成長してほしいと願います。

2022年04月17日

4月第2の礼拝が行われました

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 すっかりと春らしく暖かい日差しの中、今朝も教会に集うことが赦され、親愛なる兄弟姉妹と共に礼拝を守ることができました。今日から受難週に入ります。今朝の礼拝説教では、十字架上で死を遂げられたイエスさまについて学びました。イエスさまが息を引き取られた後、百人隊長が残した言葉が心に残っています。「本当にこの人は神の子だった。」という言葉です。異邦人であったであろう百人隊長がそう言い表すことができたのは、十字架上での死が、神さまの御業であったために他なりません。イエスさまの姿に真実の愛があったが故に、百人隊長は悟ることができたのでしょう。

 私たちも自分に与えられた十字架があります。それを背負って、イエスさまに倣って、死に至るまで、神さまに祈り続ける信仰の歩みを続けていきたいと考えさせられた今日の説教でした。

2022年04月10日

4月第1の礼拝が行われました

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 4月に入り、新年度になって、初めての日曜日。今朝は、少し肌寒い天候でしたが、気持ちの良い快晴のもと、大勢の信徒が教会に集いました。教会学校では、礼拝のあと、進級式が行われました。今年小学校を卒業して、中学校に進級する2名のお友達が、お祝いの品物を受け取り、抱負を述べてくれました。彼らのこれからの毎日には、時には、辛いことや苦しいこともあるかもしれません。でも、イエスさまがついていてくださいます。そのことを信じて、新しい道を歩んで行ってもらいたいと思います。彼らは、なりたい自分について語ってくれました。その夢がかないますように、彼らの頑張りや成長をイエスさまに祈り続けたいと思います。

2022年04月03日

3月第4の礼拝が行われました

 すっかりと春になったようなぽかぽかとした陽気の中、今年度最後の礼拝が行われました。たくさんの信徒が礼拝に参加し、神さまからのみ言葉に耳を傾けることができました。その後は、全体清掃。皆で分担して、会堂やその周辺をきれいにしました。今、世界には、戦争状態となり、たいへんな不安の中の生活を余儀なくされている人たちがたくさんいます。その報道を耳にするたびに、私たちは、人間の罪深さを思い知らされずにはおられません。

 どうか神さま、この人間の罪を赦してください。そして、戦争によって苦しんでいる人たちが、安心して生活を送れる日が一日も早く来ますことを、心を合わせて、皆で祈り合いたいと思います。

2022年03月27日

3月第3の礼拝が行われました

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 教会の中庭にある草木がきれいな花を咲かせる季節となりました。ピンクや黄色、白と色とりどりに咲いた花を見ると、神さまの恵みをその中に感じることができます。こんな豊かな恵みが与えられているのに、人間は、おろかな戦争を始め、たくさんの人たちが被害に遭い、命を落とし、そして祖国を追われて逃げ回っています。そんな不条理がどうして起こるのでしょう。どうして止めることができないのでしょう。

 今朝の礼拝では、司会者から、そして牧師先生から、平和への強い祈りがなされました。どうかウクライナの人たちの命が、健康が、そして生活が守られますように、指導者が正しい判断ができますように、1日も早く戦争が終わり、平和な日々に戻りますように、私たち一人一人も祈り続けたいと思います。

2022年03月20日

3月第2の礼拝が行われました

 いきなり春になったかのようなぽかぽかとした陽気の中、今朝も信徒が教会に集い、礼拝を執り行うことができました。受難節の今、教会外でもいろいろな問題が起こっています。海外に目を向けると、ウクライナでの戦争、そして国内でもコロナウィルスのしつこい蔓延が続いています。数日前には、東日本大震災の発生した忘れてはならない日を過ごしました。

 人間の罪ゆえに起こっているとしか思われないこともたくさんあります。どうか神さまが、私たちと共にいてくださり、時に助け、そして時に戒めてください。神さまの御心に適う生き方を私たちがしていけますように、そして神さまの御心に適う社会・世界になりますように、と祈り続けていきたいと思います。

2022年03月13日

3月第1の礼拝が行われました

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 受難週に入って初めての礼拝でした。天候も暖かくなり、いくぶん過ごしやすくなってきました。春の気配が感じられるようになりましたが、国の内外では、心を痛めるニュースが満ち溢れています。人間の罪の深さ、大きさに改めて気付かされ、心が重くなってしまいます。今日の礼拝では、「語り続けよ。恐れるな。私があなたと共にいる」というみ言葉を学びました。その言葉に励まされました。私たちも福音を語り続けたいと思います。そして、祈り続けたいと思います。神さまが共にいてくださることを信じ、世界の民が神さまに守られ、安らかに生活できる日が一日も早く来ますことを心から願い、祈り続けたいと思います。

2022年03月06日

2月第4の礼拝が行われました

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 今朝は、温かい太陽の光が降り注ぎ、春の訪れを感じながら、礼拝を執り行うことができました。「悔い改める」それは、すっかり神さまの前に降参すること。一人の罪人として、自分を神さまの前に投げ出すことであることを、説教を通して学びました。人間は、自分の力を頼みとして、生きていこうとします。その罪は、自分の生活の中で、また世界で起こる様々な出来事の中で、はっきりと現れています。しかし、私たちには、悔い改め、すべてを投げ出した時に、受け止めてくださる方がおられます。様々な不安や課題に囲まれながら、解決の糸口の見えにくい毎日を過ごしている私たちですが、そのことに心から感謝し、神さまを信頼して、今週も過ごしていきたいと思います。

2022年02月27日

2月第3の礼拝が行われました

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 厳しい寒さの中でしたが、今朝も兄弟姉妹が教会に集い、礼拝を執り行うことができました。教会の入り口に、水仙の花があります。このような寒さの中でしたが、きれいな白色の花を咲かせてくれました。星野冨弘さんの詩にこんな作品があります。

「夏に咲く花があり 冬に咲く花がある

 どちらが しあわせなどと 誰にも 言えない

 走る人がいる 自転車の人がいる 車いすの人がいる」

 水仙の花は、きっと自分らしい命を一生懸命に生きているから、見る人を感動させるのでしょう。私たち信徒一人一人も神さまから与えられた賜物を生かし、この週も、自分らしい花を精一杯に咲かせていきたいと思います。

 

2022年02月20日

2月第2の礼拝が行われました

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 昨夜来の雨が朝から降り続けるあいにくの天候となりましたが、今朝もたくさんの信徒が礼拝に集いました。教会の玄関から奥に入ったところに、羊の小さな人形があります。かなり色あせていましたが、本物の羊毛を身にまとい、つややかな毛並みの羊に改装されました。信徒の方の温かい心遣いに感謝します。降り続ける雨や感染症拡大のニュースに、ついつい心が暗くなりがちですが、神さまに連なる教会には、たくさんの兄弟姉妹がいます。礼拝出席を願いながら叶えることができていない方も大勢おられますが、信徒一人一人が祈り合い、希望を持ちながら信仰生活を送っていけますように、私たち一人一人の健康や信仰をお守りください。

2022年02月13日

2月第1週の礼拝がおこなわれました

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 厳しい寒波の訪れで、朝から冷蔵庫の中にいるような寒さの中でしたが、今朝もたくさんの信徒が教会に集まり、2月のはじめの礼拝が行われました。感染症の広がりの影響もあり、不安や制限から解放されない生活が続いていますが、季節は確実に春へと近づいています。水仙や梅の花が、黄色や白、赤を織り交ぜてきれいに咲き、カンザクラのつぼみも大きく膨らんできました。たくさんの雀が、木の枝に群がり、餌を求めて飛び回っています。冬の間、寒さにじっと耐えてきた自然の中の命が、春の気配を感じて、動き始めました。命の躍動が奏でるハーモニーは、神さまが私たちに与えてくださる大きな恵みの賜物です。今週一週間も、さまざまなことが私たちの行く手に待ち受けているでしょう。しかし、神さまが共に歩んでくださることを信じ、勇気をもって歩んでいきたいという思いを新たにすることのできた今朝の礼拝でした。

2022年02月06日

1月第5の礼拝が行われました

 今週も空を厚い雲が覆い、お日様をのぞむことができない肌寒い日でしたが、大勢の信徒が集まり、礼拝が行われました。教会の中に一歩入ると、外とは違い、温かいのはなぜでしょうか。実は、朝早くから、エアコンの電源が入れられ、礼拝の時刻に合わせて温められているのです。担当してくださっている方の温かい心遣いが感じられます。コロナ感染症の広がりの中、思うように教会の行事も執り行うことができず、また、礼拝参加が叶いにくい状況にある信徒もいます。しかし、教会では、今日も礼拝が行われ、神さまのみ言葉を牧師先生が取りついで、お話してくださいました。一日も早く、感染症が収まり、皆が安心して礼拝に集えますように心から願い、この辛抱の時を心を整えて過ごしていきたいと思います。

2022年01月30日

1月第4の礼拝が行われました

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 今日は、朝から冬の冷たい雨が降り続く天候でしたが、健康と信仰を支えられ、たくさんの信徒が礼拝に集うことができました。神さまの恵みに心から感謝をいたします。感染症の拡大が止まらず、制約や不安の多い毎日ですが、神さまが共にいてくださることを信じ、今週も神さまに備えていただいた道を勇気をもって歩んでいきたいと思います。礼拝に集うことができなかったたくさんの教友の上に、神さまの恵みが豊かにありますようにお祈りいたします。

2022年01月23日

教会創立記念礼拝が行われました

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 今日の礼拝は、松山城東教会の73回目の創立記念礼拝として守りました。肌寒い日でした。また、コロナ禍の最中でもありますが、朝から、信徒が集うことを赦され、教会に足を運ぶことができました。私たちの教会にも、また、それぞれの日常生活においても、人間関係の不和や対立、争いなどは、完全に取り除くことはできません。ただ、それを取り除くことができる存在があるとしたら、それは、救い主であられるイエス・キリスト以外にはありません。神さまに最も近づくことができる場所が教会であり、最も近づくことができる機会が礼拝です。その恵みに感謝して、そしてイエスさまを信頼して、教会の先達の皆さんに倣い心の平安と平和を求める生活を歩んでいきたいと思います。

2022年01月16日

1月第2の礼拝が行われました

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 今朝は、温かい日差しが教会堂にも差し込む穏やかな天候の中、今年2回目の礼拝が行われました。今日の説教の中で、縦の糸と横の糸というお話がありました。縦の糸とは、神さまと私たちとの関係です。そこが失われると、私たちは糸の切れた凧のように、神さまの元に戻ることはできません。そして、横の糸まで切れてしまいます。横の糸とは、人間同士の関係です。アベルとカインのように、兄弟の関係さえも断ち切れてしまい、人間同志は、争いが絶えない関係になってしまいました。そんな私たち人間を神さまは、イエスさまを通して、救ってくださったのです。説教では、ルターが言った言葉を紹介していただきました。「キリストと一緒でありさえすれば、地獄にいてもかまわない。」という言葉です。私たちの世の中や生活には、老いや病、災害や不条理など、何が待ち受けているか分かりません。しかし、インマヌエル(神が共にいてくださる)という神さまからの恵みに深く感謝して、信仰を縦と横の糸として、この一年をしっかりと生きていきたいと感じた今日の説教でした。

2022年01月09日

今年初めての礼拝が行われました

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 2・3日前の寒さとは打って変わって温かい日差しが差し込むおだやかな天候の中、今年初めての礼拝が行われました。「全地よ、主に向かって喜びの叫びをあげよ」今朝は、詩編の言葉を学びました。バビロニア捕囚から40年ぶりに解放され、祖国に戻ったイスラエルの民でしたが、祖国には何も残っていませんでした。しかし、イスラエルの民は、何もない祖国で賛美の歌を歌うことができました。それは、神さまに救われた喜び、感謝、希望があったからにほかなりません。私たちは、時に神さまのことを忘れてしまいがちになります。しかし、神さまは、すべての人間に声を掛けてくださいます。その呼びかけからあふれる人は一人もいないのです。そのことを強く心に覚え、心からの賛美を神さまに捧げられる一年にしていきたいものです。

2022年01月02日

今年最後の礼拝が行われました

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 強力な寒波が日本列島を包み込んでいるそうですが、昨晩より急に冷え込みが厳しくなり、今日は、冷蔵庫の中にいるような寒さの中、たくさんの信徒が礼拝に集いました。今日の礼拝は、今年最後になります。つたない信仰の歩みではありましたが、葡萄の木に連なり、今年も歩み通すことができましたことに、心から感謝をいたします。

 最後に教会員みんなで会堂を掃除して、めいめいがそれぞれの地へと帰っていきました。どうか、新しい年を今年も元気で迎えることができますように、神さま、お導きください。また、今日、教会に集うことができなかった兄弟姉妹の上に、神さまの恵みとお導きが豊かにありますように、お祈りします。

2021年12月26日

クリスマスメッセージをご覧ください

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 12月24日(金)午後7時より燭火礼拝が行われました。この日は、一人一人の手元におかれたろうそくに明かりが灯され、牧師先生から、クリスマスのメッセージが語られ、救い主イエス・キリストの誕生を祝って、皆で礼拝を捧げました。礼拝説教の内容は、ここをクリックしてください。

2021年12月26日

クリスマス礼拝が行われました

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 今日は、私たちが待ち望むクリスマス礼拝の日。一昨日からの寒波の到来で、冷え込みの厳しい朝となりましたが、イエス・キリストのご誕生を祝うため、たくさんの信徒が教会に集まりました。

 礼拝の中で、今年は、2名の方が受洗をされました。洗礼式という厳かな聖礼典を通して、私たち城東教会に新しい兄弟が生まれたのです。これは、私たち教会員にとって、この上のない喜びです。お二人と共に信仰の道を歩んでいけますように、どうか神さま、お導きください。

 午後からは、CSのクリスマス礼拝と祝会も行われました。たくさんのかわいい子どもたちが集い、大人と混じって、クリスマスの本当の意味について学びました。クリスマスは、神さまの独り子、イエスさまが私たちに与えられた日です。そのイエスさまは、私たちのいつも共にいてくださいます。今日集った子どもたちの上にも、また集うことができなかった子どもたちの上にも同じように神さまの祝福やお守りがありますように、そして、みんなすくすく成長していけますように、教会員一同祈りを合わせています。

2021年12月19日

12月第2の礼拝が行われました

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 アドベントクランツに3本の明かりがともされた今日、待降節第3主日礼拝が行われました。寒さも少し和らぎ、過ごしやすい天候にも恵まれ、今朝もたくさんの信徒が教会に招かれました。礼拝説教では、マリアへのみ告げの場面で、ガブリエルの言葉に導かれ、自分の一切を明け渡し、空っぽの自分の中に救い主を迎えようとしたマリアの信仰が語られました。「わたしは主のはしためです。お言葉通りこの身になりますように。」という信仰の告白によって、イエスさまが私たちに与えられたのです。クリスマスは、インマヌエル(主が共におられる)が実現した喜びの時です。私たちも、マリアに倣い、主に一切を明け渡し、自分の中にイエスさまを迎え入れることができますように、クリスマスに向けて心を整えていきたいと感じる今日の説教でした。

2021年12月12日

12月第一の礼拝が行われました

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 今日も寒い中でしたが、たくさんの信徒が集い、礼拝が行われました。アドベントの2週目にあたる今日は、アドベントクランツに2本のろうそくが灯されました。救い主は、強い姿、皆の待ち望むような姿ではなく、弱弱しい「苦難の僕」としての姿でお生まれになり、徹底して私たちに仕える僕として歩まれました。病の苦しみもそのほかの悲しみも知り尽くしたイエスさまは、私たちの一番近くにいて、私たちの苦しみや悲しみをご自分のものとして受け取って、私たちと共に歩んでくださいます。そんなイエスさまの誕生を待ち望み、今週も一日一日を神さまに祈り、進むべき道を神さまに問い求めながら歩んでいきたいと思います。

2021年12月05日

11月最後の礼拝が行われました

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 今日は、11月最後の礼拝です。朝からとても気持ちの良い快晴で、温かい日差しの中、大勢の兄弟姉妹が、それぞれの名前を主から呼ばれ、城東教会に集うことができました。そして、今日からアドベントに入ります。待降節と呼ばれ、イエスさまのご誕生を待ち望む期間に入りました。アドベントクランツの4本のろうそくのうちの1本に明かりがともされたこの日。世の中は不安な出来事にあふれ、私たちの日々の生活も様々な苦難や障壁の連続です。しかし、私たちには、イエス・キリストのご誕生というこの上ない望みと希望があります。イエスさまに支えられ、伴走していただきながら、一人一人に与えられた命を感謝と祈りをもって送っていきたいと思います。

2021年11月28日

11月第3の礼拝が行われました

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 秋が深まり、紅葉が美しく目に映える時期になりました。私たちの城東教会の敷地には、モミジやイチョウなどの葉が色づく樹木はありませんが、教会の中には、心温まるさまざまなものがあります。上の写真に映っているさまざまな品物は、天に召されたある姉妹が生前に使われていた品物で、ご遺族が献品してくださいました。その方を偲び、バザーを行って、教会の会計として役立たせていただいています。天に召された姉妹、そしてご遺族の皆さんに心から感謝します。

 ところで、来週からは、アドベントに入ります。イエスさまのご降誕を待ち望む時が近づいてきました。わたしたちに希望と喜びを与えてくださるイエスさまの誕生に向けて、一日一日祈りながら備えをしていきたいと思います。

2021年11月21日

特別伝道礼拝が行われました

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 11月の第二の聖日である今日は、「特別伝道礼拝」として行われました。コロナ禍のために、春にはできなかった伝道集会と礼拝でしたが、今回、伊予長浜教会の筧牧人先生を講師としてお招きし、力強い説教を伺うことができました。神さまは、必ずおられる。そして、私たちをいつも支え、導いてくださっている。ご自身の体験を交えながら、熱っぽく語ってくださった先生の説教は、普段歪められがちな私たちの信仰の弱い部分をきれいに洗い流してくださる力強さに溢れていました。先生のまっすぐに信仰に生きようとされる姿勢に学んでいきたいと思います。

 今日は、筧先生、どうもありがとうございました。そして、先生を遣わせてくださった伊予長浜教会の信徒の皆様にも心からの感謝をいたしたいと思います。

2021年11月14日

聖徒の日の礼拝が行われました

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 今日、11月7日は、聖徒の日の礼拝が行われました。城東教会の礼拝堂の横には、天に召された信徒のお名前が一人一人刻まれたプレートがあります。それは、城東教会の先達の皆さんと共に礼拝を捧げるためのものですが、そこに今年も4名の新たな名前が刻まれたプレートが掛けられました。天に召された兄弟姉妹のお姿を拝見したり、一緒にお話ししたりすることは叶わなくなりましたが、その方々の信仰の生涯は、私たちの胸に強く深く刻まれています。

 今日は、天に召された兄弟姉妹のご遺族もたくさん教会に姿を見せてくださり、共に礼拝を守ることができました。天にある者そして地にある者、ともに神さまを賛美する礼拝を守ることのできたことは、私たちにとって大きな喜びです。天に召された方々は、私たちの拙い歩みを、微笑みながら見守ってくださっていると信じます。大切な人を天に送り、まだまだ悲しみの癒えることがないご遺族の方々の側に、イエスさまがいてくださり、ご健康とご活躍をお守りくださいますことをお祈りしています。

 

2021年11月07日

10月最後の礼拝が行われました

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 秋が一日一日深まり、木々の紅葉も彩りを鮮やかに変える今日この頃です。今朝は、10月最後の礼拝が執り行われました。今日の礼拝では、わたしたちを神さまから引き離そうとする悪霊について学びました。悪霊は、ありとあらゆる手を使って、我々を惑わします。今日の聖書に出てきた主人たちは「金儲け」ということに人生を捧げ、金を人生・生活の望みとしていました。しかし、お金は、わたしたちにとって、本当の望みとなるのでしょうか。聖書には、愚かな金持ちのたとえ話が出てきますが、わたしたちの命を本当に救うのは、神さま以外にはありません。今週も神さまの恵みや導きに感謝を忘れず、自分に備えられた道を歩んでいきたいと思います。

2021年10月31日

10月第4の礼拝が行われました

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 朝晩が本格的に寒くなって参りましたが、神さまに健康を支えていただき、今日もたくさんの信徒が教会の礼拝に集うことができました。礼拝の後には、教会将来委員会が開催されました。今、城東教会には、財政の問題や役員に関する問題、高齢化に伴う問題など、様々な課題がたくさんあります。その一つ一つについて、参加者から率直な意見が話されました。どの意見にも、城東教会の歴史を踏まえた、そして、先達の皆さんの思いや願いを含んだ内容が詰まり、教会は昔からの伝統や人々の歩みの道筋を大切にしながら、運営されていかなければならないという思いを強く持たされました。みんなの心のよりどころである大切な教会です。将来どのような姿に引き継いでいけばよいのか、神さまに問い求めながら、その歩みをこれからも地道に進めていきたいと思います。

2021年10月24日

10月第3の週の礼拝が行われました

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 いきなり秋の深まりを感じる肌寒い天候になった今朝、敬愛する兄弟姉妹が集い、礼拝を捧げることができました。先日、天に召されたNさんのことを偲びながら、神さまからのみ言葉を伺いました。敬愛する姉妹が天に召され、お元気なお姿を見ることができないのは、わたしたちにとってとても寂しいことですが、神さまは、一人の姉妹が死の只中にあった時、共にいてくださったことをわたしたちは心から信じています。大切なお母様をなくされ、ご遺族の方々の悲しみは計り知れませんが、その悲しみが癒され、元気に歩まれますように、また天の国で、お母様が、平安の中で微笑まれていますことを心からお祈りしております。

2021年10月17日

10月第2の礼拝が行われました

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 今朝もさわやかな天候に恵まれ、教会の皆がそろって礼拝に集うことができました。十月に入ってからも、昼間は厳しい暑さが続く毎日ですが、秋は確実に訪れています。教会の門の横にススキが一株生えています。今年も豊かに穂を広げ、教会に出入りするわたしたちを出迎えてくれています。この一つの光景も、この世のすべてのものを支配される神さまからわたしたちへの粋な計らいの一つに違いありません。今週もみ言葉を糧に、自分に与えられた道を勇気をもって歩んでいきたいと思います。

2021年10月10日

10月第1の礼拝が行われました

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 今日は世界聖餐日礼拝です。世界聖餐日については、以下の説明があります。

「世界聖餐日は、エキュメニカル運動の中で1950年代にWCC(世界教会協議会)で定められたものです。この日、世界中のキリスト教会が教派を超えて、聖餐式を祝います。いち早くこれを実施し始めたのはアメリカ合衆国の教会でありますが、その後世界中の教会に広まりました。日本基督教団でも1958年の教団総会で「世界聖餐日」をまもることを決議いたしました。世界聖餐日は、世界中の異なった教派、文化、政治・経済体制の中にある個々の教会が主イエス・キリストの体であるパンと、血であるぶどう酒(汁)を分かちあうことを通して、キリストの一つの体であることを確かめ合い、さらにそれぞれの教会が直面している課題を担いあい、支えあうことを目指しています。」(日本基督教団 経堂緑岡教会HPより引用)

 わたしたちの教会では、コロナ禍の今、今月も聖餐式を行うことはできませんでしたが、さわやかな天候のもと、大勢の信徒が集まることが赦され、み言葉に耳を傾けることができました。そして、神さまにすべてを委ね、新しい週をみ言葉を糧に歩んでいこうと気持ちを新たにすることができました。その幸いに深く感謝をしたいと思います。

2021年10月03日

9月第四の礼拝が行われました

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  夏の暑さが去り、一年で一番過ごしやすいと思わエる時期となりました。今日は薄曇りの天候でしたが、教会員が集い、礼拝を守ることができました。今、わたしたちが、イエスさまの福音を信じ、キリスト教の信徒として歩めているのは、「神に立ち返る異邦人を悩ませてはなりません。」という結論に至った使徒会議によるものであるということを説教を通して学ぶことができました。そして、わたしたちは、イエスさまの昇天と再臨との間の時を歩んでいることも改めて知りました。わたしたちの生きている地上には、様々な課題や問題があります。しかし、終わりの日の救いの完成の約束を信じ、わたしたちは、一人一人に与えられた人生を歩み、この命を生きています。わたしたちの地上の歩みといつも共にいてくださる神さまに感謝し、新たな一週間を勇気をもって歩んでいきたいと思います。

2021年09月26日

9月第三の礼拝が行われました

 台風が通過し、長く続いた雨雲も去り、青空が広がるさわやかな天候となりました。今日もたくさんの兄弟姉妹が集まり、礼拝が執り行われました。夏の暑さのために、体調を崩されがちであった何名かの方も久しぶりにお元気そうなお顔を見せてくださいました。イエスさまに守られ、過ごされてこられた方にお会いできる喜びは、特別なものです。コロナ禍の影響は、いましばらく続きそうですが、一日も早く、制限や不安の多い生活から解き放たれ、秋の様々な教会の行事を通して、共にイエスさまの豊かな恵みにおあずかりたいものです。

2021年09月19日

9月第二の礼拝が行われました。

 秋の気配が日に日に色濃くなってきました。今日も礼拝を守ることを赦され、教会員が集うことができあました。今日は、初めて礼拝に来られた方もいて、会堂が喜びに包まれました。コロナ感染症の拡大が続き、まだまだ予断を許すことのできない現状です。秋の教会の行事等も中止となったり、延期となったりしているものが多いのですが、どうか福音が宣べ伝えられ、私たちの教会にも新しい兄弟姉妹が与えらえますように、心から祈りたいと思います。

2021年09月12日

9月最初の礼拝が行われました

 9月に入り、朝晩が涼しくなり、幾分過ごしやすくなったように感じます。今朝も礼拝に皆が集いました。本来なら聖餐式が執り行われるはずでしたが、コロナ感染症拡大の影響を受けて、致し方なく中止となりました。それでも、長く礼拝に顔を見せておられなかったMさんが元気なお姿を見せてくださり、教会員一同、うれしい気持ちに包まれました。今も施設や病院等で生活されている方など、願いながら礼拝に参加できない方が大勢いらっしゃいます。どうかその方々に神さまのお守りとお導きがありますように祈ります。礼拝を共に守れる日が来ますことを心より願っております。

2021年09月05日

8月最後の礼拝が行われました

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 今日は、29日。8月最後の礼拝が行われました。今年の夏は、コロナ感染症の爆発的な広がりがありました。それだけでなく、猛暑の時期があったり、梅雨に戻ったかと思わせる豪雨に見舞われたり、大変な一か月でしたが、健康と信仰を支えていただき、神さまの御前に皆でそろって集うことが赦されたことに深く感謝をいたします。一昨日の金曜日、今は東京で暮らされている本教会の信徒であるNさんが教会を尋ねて来られたそうです。ご一家そろってお元気な様子で、お子さんもずいぶん大きく成長されたそうです。コロナ感染の広がりの深刻な東京で、医療従事という大変重要な仕事に従事されているNさんご一家のご健康とご活躍を、神さまに心からお祈りしております。

2021年08月29日

8月22日の礼拝が行われました

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 長く降り続いた雨が上がり、コロナ禍の中ではありますが、教会の信徒が集い、礼拝を執り行うことができました。今日は、主任教師の寺島牧師が夏期休暇中のため、代役の先生が説教奉仕を行いました。「生きることをあきらめないで」という説教題です。私たち人間は、生きているうちに、正しくないことをどうしてもしてしまう弱く愚かな存在です。しかし、神さまは、そんな私たちを見捨てることはありません。神さまが諦めてしまうことはないのです。聖書の中で、神さまは、「新しい心と新しい霊を造り出せ」と私たちに命じています。神さまのみ言葉に耳を傾ける心は必ず新しくなります。そして、もう一度天国に向かって生きようとする心が与えられるのだそうです。

 私たちは、周りの人を傷つけて、そのことを悔やみ、自分をも傷つけます。また、自分が周りの人から傷つけられることもあります。そんな私たちですが、神さまは、正しいということにおける「最後の砦」です。神さまにすべてを委ね、神さまに手をさしのべていただきながら、正しく生きていこう。そんな勇気を与えられる今日の説教でした。

2021年08月22日

8月15日の礼拝が行われました

 今日は、76回目の終戦記念の日。ここ連日の激しい雨がいったんおさまり、コロナの急激な拡大も伝えられる様々な不安の中ではありましたが、たくさんの信徒が集い、礼拝を守ることができました。今日は、終戦の時に5歳だったという亀田牧師の終戦の時のお話から説教が始まりました。私たち人間は、神さまから、全ての生き物を支配(管理)する役目を与えられているそうです。シャローム。平和を創り出すように、管理していく役目が与えられているということなのです。

 私たちの身の回りは、コロナ、大雨による災害などの不安にあふれ、多くの人が孤立しがちな状況にあります。しかし、わたしたちは、イエスさまがいつも側にいてくださることを信仰を持って受け止め、歩んでいきたいと思います。そして、「創世記」に「それは極めてよかった。」と記されているような、シャロームな世界を創り出していくために奉仕できる一人の人間でありたいと思いました。

(「シャローム」は、単に戦争がないというだけではなく、神と人との関係があるべき関係になっており、神のみ旨に従った秩序をもって、人間がすべての被造物を用いている状態をさしています。したがって、社会的にも精神的にも満たされた安らかな状態にあることを意味しています。)キリスト教豆知識(聖パウロ女子修道会HP)より引用

2021年08月15日

8月8日の礼拝が行われました

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 暑さの厳しい日が続いていますが、そんな中、神さまに招かれ、礼拝に集うことを赦され、感謝します。今日の礼拝では、「思い煩うな」という説教を拝聴しました。神さまの御手にすべてを委ね、喜びと感謝の気持ちをいつも持っていたいものだと感じました。しかし、それが難しいのが、私たち人間です。今週一週間は、天候も不安定のようですが、神さまに守られていることによってしか得ることができない安心を宝として、前を向いて、神さまの備えてくださった道を歩んでいきたいと思います。

2021年08月09日

8月1日の礼拝が行われました

 今日も朝から暑さの厳しい一日でしたが、八月の初めの礼拝を守ることができ、神さまの導きとお守りに深く感謝をいたします。今日は、聖餐式が執り行われました。新型コロナ感染症の拡大があり、愛媛県でも感染者が増加傾向にあります。そんな中でも実施ですので、細心の注意を払っての実施となりました。聖餐を通して主の食卓に招かれることは、わたしたちキリスト者にとってとても大きな恵みです。今回受けた恵みに深く感謝し、今月も暑い中ですが、イエスさまを信じながら歩んでいきたいと思います。体調を崩したり様々な事情で、自宅や施設等で礼拝を守られている多くの教友がいます。その方々の上にも、神さまの豊かな恵みがありますように心から祈っております。

2021年08月01日

7月25日の礼拝が行われました

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 梅雨が明け、一気に夏が本番となりました。朝から強い日射しの中ですが、教会に皆が集い、聖霊降臨節第10主日礼拝を神さまのみ前で行うことができました。暑さの中、体調がすぐれない信徒の方もおられましたが、寺島先生を通して神さまのみ言葉を受け、新たな週の歩みを始めることができました。この恵みに感謝します。しばらくの間、厳しい暑さが続く毎日だと思われますが、皆さん、体調に十分に気を付けられて、神さまに守られながら、歩まれますことをお祈りしております。

2021年07月25日

教会学校の夏期学校が行われました

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 夏休みに入って2日目の「海の日」に、恒例の夏期学校が行われました。今年は、松山でのコロナの感染者は少ないものの、感染症対策を徹底して、ショートプログラムで行いました。初めに開会礼拝があり、寺島牧師より「天の国ってどんなところ?」というテーマでの説教を拝聴しました。その後は、天の国についてのいろいろな聖書における記述をもとに、それぞれがイメージする「天の国」についてのイメージを絵に表して、話し合いました。みんなの考える「天の国」はそれぞれ違いはありますが、そこには、神さま、そしてイエスさまがおられ、私たちの近くにあることも教わりました。そして、子どものようでなければ、決して天の国には入ることができず、子どものような人が天の国では一番偉い人なのだそうです。その様子は、教会学校のページをご覧ください。

2021年07月24日

7月18日の礼拝が行われました

 今朝は、朝からあいにくの雨模様の天気でしたが、皆が集い、礼拝を執り行うことができました。神さまの導き、お招きに心から感謝をしたいと思います。今日は、CSの礼拝にも5人の子どもたちが集いました。最近、CSの礼拝に参加する子どもが減っており、時には、大人だけで守る日もあります。しかし、ずっと礼拝を守り続けていることで、神さまは、子どもたちを教会に導き、招いてくださいました。その恵みに心から感謝をしたいと思います。

 教会学校では、今週の22日木曜日に「夏期学校」を予定しています。たくさんの子ども達が集い、心に残る思い出となりますように、また、神さまに喜んでいただけますように、教会学校の教師一同、心を合わせて取り組んでいきたいと思います。

2021年07月18日

7月11日の礼拝が行われました

 今朝は、いきなり夏になったかのような陽射しが朝から照り付けましたが、神さまに健康と信仰を支えられ、たくさんの教友が教会に集うことができました。「腹を立てるな」という説教を通して、神さまの御心を学びました。自分の思いや感情に縛られて、なかなか人を許すことができないわたしたちですが、力を尽くして、相手と向き合うことの大切さを教えられました。あとは、全てを神さまにお委ねするしかありません。み言葉を心にとどめ、今週一週間も神さまの備えてくださった道を歩んでいきたいと思います。そして、体調を崩しておられる教友、施設や病院で生活されている教友の健康を信仰をどうかお守りお支えくださいますように、お祈りします。。

2021年07月11日

7月4日の礼拝が行われました

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 雨上がりのむしむしした天候の中ですが、7月初めての礼拝が行われました。今日の礼拝では、新型コロナ感染症の拡大のため2か月ほど中止されていた聖餐式が行われました。イエスさまと食卓を共にすることのできる幸せ、ありがたさをみなで改めて感じ知ることができました。

 また、新来会者が訪れました。久しぶりに礼拝に参加してくださった兄弟姉妹もいて、神さまを信頼して、元気で歩めることのありがたさを感じることができました。

2021年07月04日

6月27日の礼拝が行われました

 朝からはっきりしない天候でしたが、今朝も神さまから一人一人が名を呼ばれ、礼拝に皆が集いました。雨は、うっとうしいようにも思えますが、作物にとっては実りを約束してくれる天からの恵みの賜物です。私たちも、み言葉によって、心を耕され、今週も実り多く一日一日を過ごしていけますように、天の神さまにお祈りしたいと思います。

2021年06月27日

6月20日の礼拝が行われました

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 梅雨の谷間の一日。今朝も礼拝が執り行われ、たくさんの信徒が集って、厳かに礼拝が執り行われました。ところで、先週末に、一人の信徒が天に召されました。大正、昭和、平成、令和という4つの時代をまたぎ、100歳を超える人生を歩まれた方でした。幼いころから苦労が多かったそうですが、ある時、洗礼を受け、それからずっと神さまを信じ続ける生活を送られたそうです。「苦労したけど、神さまが導いてくださり、幸せな老後を過ごしています。」という言葉をいつも語ってくださっていました。そんな先達の生き方や信仰に学び、私たちも神さまから備えられた道を歩み通していきたいと思います。

2021年06月20日

花の日子どもの日礼拝が行われました

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 今日は、花の日子どもの日礼拝です。例年は、合同礼拝が行われたり、子どもたちが花を持って施設や病院を慰問したりしていましたが、今年もコロナの影響でそれはできませんでした。蒸し暑い一日でしたが、教会員みんなが集い、今朝も命のみ言葉をいただくことができました。施設や病院に入所・入院されている方々におくる色紙も完成しました。教会員みんなの思いのこもった色紙を見ていただき、元気を出していただけると幸いです。共に礼拝を守れる日が来ますことを心より祈っております。

2021年06月13日

教会学校のブログをご覧ください

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 教会学校のブログに、教会学校の説教の要約を載せています。教会学校の教師が交代で説教の務めに当たらせていただいています。一度見ていただけるとありがたいです。

2021年06月06日

6月6日の礼拝が行われました

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 梅雨の谷間の一日。快晴とはいきませんが、神さまは、私たちに今朝もすばらしい一日を与えてくださいました。礼拝を守れることは、信徒の喜びです。今日も寺島牧師より説教(神さまのみ言葉)を聞くことができました。どうか信徒一人一人の今週の歩みをお支えください。悩みの中にある者には、力を与えてください。一人でも多くの信徒が礼拝に集えますように。また、新しい兄弟姉妹ができますように祈ります。

2021年06月06日

教会学校の聖書のお話をご覧ください

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 教会学校のページに聖書のお話のコーナーを新設しました。教会学校では、CSの教師や役員などが交代で説教の役を務めています。このコーナーでは、そのお話の要点をお伝えしたいと考えています。

2021年05月30日

5月30日の礼拝が行われました

 今日の礼拝は、梅雨の谷間のさわやかな天候の下、行われました。久しく礼拝に来られていなかった兄弟姉妹が参加されたことがとてもうれしいことでした。コロナの患者も少しずつ減少傾向にあります。聖餐式は、高齢の方のワクチン接種が始まったばかりという時期のため、来月も執行しないこととなりましたが、少しずついつもの礼拝に戻りつつある雰囲気を感じます。施設等に入所され、長らく礼拝に来られていない方が、一日も早く、礼拝に集えますように、共に礼拝を守れますように、祈りを合わせたいと思います。

2021年05月30日

5月23日の礼拝が行われました

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 今日は、聖霊降臨日礼拝です。イエスさまのお話を信じ、エルサレムにとどまっていた弟子たちに、聖霊がくだりました。そして、弟子たちは、いろいろな国の言葉で話しだし、世界中にイエスさまの福音を宣べ伝えていきました。弱かった弟子たちが、聖霊によって強められ、イエスさまを告げ知らせるものに変えられたのです。私たちも、聖霊の力を日々いただいて歩んでいます。そのことを信じ、今週もしっかりとイエスさまの方を向いて、それぞれに備えられた道を歩んでいきたいものです。

 

2021年05月23日

5月16日の礼拝が行われました

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 一気に夏が到来したかと思わせるような今日の天候となりましたが、復活説第7主日の礼拝が執り行われました。「信じるものは皆、義とされる」という題のみ言葉を拝聴しました。今朝は、新しく役員となられた姉妹が初めて司会を務め、新鮮な気持ちで礼拝を終えることができました。今週もみ言葉を糧に、神さまの方を向いて歩んでいきたいものです。

2021年05月16日

5月9日の主日礼拝が行われました。

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 晴天に恵まれ、5月の第2週の主日礼拝が行われました。今日は、新しく教会に来られた方もあり、大変喜びに満ちた集会となりました。また、礼拝の中で、新しく役員となった4名の「役員任職式」も厳かに執り行われました。

2021年05月09日

5月2日の礼拝が執り行われました

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 5月の連休のさなかですが、主日礼拝が行われました。コロナの感染拡大に伴い、マスクの着用、換気を徹底した環境で、厳かに行われました。感染症の拡大に伴い、礼拝に集うことができないたくさんの教友のことを覚えます。それぞれの地で、どうかお元気で過ごされますように、神さまのお支えと励ましをお祈りしています。

2021年05月03日

新年礼拝のお知らせ

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 2021年初めての礼拝が、1月3日に行われます。昨年末から続いている寒波の影響で、寒さが厳しいと思われますが、どうか十分に暖かくされて、ともに礼拝を守れる恵みに感謝しましょう。説教題は、「初めに言があった」。寺島牧師の説教です。