教会では、聖書に基づいた神さまのみ言葉を、牧師が取り継いでお話しています

「わたしについて来なさい」

428日礼拝説教 寺島謙牧師

マルコによる福音書 1編16~20

 洗礼者ヨハネから洗礼を受けたイエス・キリストは、四十日間荒れ野でサタンから誘惑を受けられた。その後ガリラヤへ行き、「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」、と言われて福音宣教を始められた。だがお一人でその働きを進められたのではない。福音宣教の働きを共に担う者を主は求められた。それが今日の聖書に登場する四人の漁師達であった。主がガリラヤ湖の畔を歩いておられた時である。シモンとその兄弟であるアンデレが丁度、湖で網を打って漁をしていた。その様子を御覧になっていた主は二人に向かって、「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」と言われた。福音宣教は、見失われた全ての罪人を見出して救う神のお働きに他ならない。その御業に仕えるために主は、人間を用いられる。この後主はさらにゼベダイの子ヤコブとその兄弟のヨハネの二人をお招きになった。彼らは無学な漁師に過ぎない。また何か優れた賜物があったわけではない。それどころか神の救いの御業に仕えるには相応しくない罪人に過ぎない。だが主イエスが彼らをお選びになり、尊いご用のために召して下さった。聖書によれば、四人は主の召しに、網を捨て、父ゼベダイと雇い人達を舟に残して主に従ったとある。我々の能力や置かれている事情が問題ではない。全てをご存じである主イエスが、貧しい器の私達を用いて下さる。主の召命を信じて従うのみである。

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