クリスマス礼拝が行われました
4本のアドベントクランツに全て明かりがともった今日は、クリスマスを祝う礼拝が行われました。今から2000年以上も前に、イエスさま誕生の知らせを一番初めに聞いたのは羊飼いたちでした。当時の羊飼いは、誰からも見向きもされず、安息日に礼拝を守ることができない罪人であるとみなされていたそうです。そんな羊飼いたちに、うれしい報せがもたらされたのです。羊飼いたちは急いでイエスさまのもとに駆け付け、マリアとヨセフ、そして飼い葉桶の中ですやすやと寝ている乳飲み子イエスさまを見付け、礼拝して元の生活の場に帰っていきました。
クリスマスの喜びからあぶれる人間は一人もいないということが説教でも語られましたが、クリスマスは、誰に対しても公平に与えられた神さまからの恵みの出来事です。私たちは、日常の様々な困難や面倒に出会った時にその恵みを忘れてしまい、不平不満に心を支配されがちになりますが、そんな私たち一人一人のために、救い主が与えられました。そのうれしい報せを心に刻み、感謝と喜びをもって、羊飼いたちと同じように、自分に備えられた道を歩み続けていきたいと思います。