待降節に入りました

 教会では、待降節に入りました。アドベントクランツに1本目のろうそくがともり、教会学校では、礼拝後にクリスマスツリーに子どもと大人が一緒になって、飾り付けをしました。

 でも、どうしてわたしたちは、クリスマスツリーに飾り付けをするのでしょう。わたしたちは、知らず知らずのうちに神さまのことを忘れ、自分勝手に生きようとしてしまう罪深い存在です。そんな私たちに、アドベントを迎えた喜びを覚えさせ、イエスさまをお遣わしいただいた神さまの大きな大きな恵みを今一度、心に刻み込ませるための一つの行事ではないでしょうか。そんなことを思います。そして、感謝と祈りをもって、クリスマスに向けて心を整えていきたいものです。

 これから、アドベントクランツのろうそくも一本一本と明かりを増やしていきます。同時に、神さまへの感謝と神さまを畏れ敬う気持ちを一人一人の心の中にはぐくみ続けていける待降節でありますように。忙しくあわただしい日々が12月はきっと続くと思われますが、そんな思いを大切にしたいと強く感じた今日の礼拝でした。