春の気配
教会の門を越え、玄関に入るまでの道沿いに、スイセンが植えられています。今朝は冷え込みが厳しく、防寒着を着込んで信徒の皆さんも礼拝に訪れましたが、玄関先でそれを待つように今朝はスイセンの花が何輪かつぼみを膨らませ、花を咲かせていました。今年は新年の始めから大きな災害や事故が続けて起こり、だれしも不安に陥らなかった人はいないのではないかと思われます。しかし、春は一歩一歩確実に近づいているようです。しかし、被災地では、厳しい寒さや断水などが続き、避難所生活を続けている方がたくさんおられます。どうかその方々が一日も早く落ち着いた生活に戻られる日が来ることを祈ります。愛する方々を失い、深い悲しみの中にある方々をどうか神さま、特別にお慰めください。私たちは祈ることしかできませんが、その祈りを神さまが聞き入れてくださることを信じます。春の訪れをみなで喜び合える日が来ますことを心から祈りながら、待ち続けたいと思います。