2023年が始まりました

 いよいよ新年のスタートです。でも、教会では、まだクリスマスの飾りが備えられています。教会の玄関から一歩足を踏み込むと、クリスマスツリーが健在。教会の外にも「クリスマスは教会へ」という垂れ幕が相変わらず吊るされています。その理由は、キリスト教では、12月24日から1月6日の「公現祭(エピファニー)までを「降誕節」といって、クリスマス期間とされているからなのだそうです。公現祭というのは、異邦人である東の3人の博士によって、幼子のイエスさまが見いだされたことを記念して,救いがユダヤ人の外に広がったことを祝うとあるHPでは、解説されていました。

 ところで、今日の礼拝では、神さまの愛について説教がなされました。「人を義としてくださるのは神さまなのです。」義というのは、正しいということ。神さまの前で罪人である人間は正しい者となり、救われるというのです。神さまは、かつて敵であった人間を赦し、わたしたちを義とするために、大きな犠牲を払われました。それが、独り子イエスさまの死です。神さまは、痛み、苦しみ、悲しみを耐え抜かれました。御子を失う以上に大切なものとして人間のことを考え、愛してくださっているのです。そのような神さまの愛に守られ、神さまに味方となっていただいて、歩んでいける私たちは幸いです。今年一年どんなことが私たちに待ち受けているかわかりませんが、神さまの愛を信頼して生きること、それが神さまの愛に応える唯一のことであると信じ、感謝と希望をもって自分らしく歩んでいきたいと思います。