平和聖日礼拝
今日は、広島に原爆の落とされた記念の日。しかし、世界のいろいろなところで未だに戦争が起こり、わたしたちの心に暗い影を落とし続けます。どうして、わたしたちは、愛し合うことができないのでしょう。今日の説教では、「敵を愛し、迫害する者のために祈れ」という題で説教がありました。説教の中で、キング牧師が『「汝の敵を愛せよ」というイエスさまの言葉は、我々の生存のために必要であり、世界の諸問題を解く鍵である』と言われたことが紹介されました。罪ゆえに、わたしたちは、善を望みながら、悪を行っているというパウロの言葉もとり上げられました。しかし、神さまは、そんな赦し難い私たち人間を御子イエス・キリストの十字架での死と復活の出来事を通して贖ってくださいました。わたしたちは、神さまの測り知れない恵みを受けているのです。
「神さまの恵みを本当に知った人が兄弟の罪を赦すことができる。」礼拝を通して、説教を通して、私たちは、神さまの恵みを知らされています。わたしたちは、神さまの力によって、少しずつですが、創りかえていただいています。わたしたちが自分の身の回りにある小さな平和を創り上げていくこと。それが、大きな平和につながっていくということを教えられる今日の説教でした。