1月最後の礼拝
大きな災害が元旦に発生し、不安の中で始まった2024年ですが、1月が終わろうとしています。今朝は、1月最後の礼拝が行われ、少し寒気がゆるんだ中、たくさんの信徒が集まりました。被災地では、未だに、不自由な生活を強いられ、不安や不自由の中、懸命に生活されている方がたくさんおられます。特に大切な方を災害で失った方の悲しみは決して癒えることはないと思います。しかし、たくさんのボランティアが現地を訪れ、復興に向けて力強い歩みが進められていることを伝えるニュースに接することができました。人の悲しみや辛さを少しでも癒すことができるのは、人の善意や優しい気持ちであることがインタビューなどから伝わってきます。助け合うこと。支え合うこと。こういう大変な時にこそ、必要なものが何であるかということを教えられます。私たちにできることは大変限られていますが、神さまに心からお祈りすること。祈りを通して、神さまが苦難の中にある方々を支え、悲しみを癒し、復興に向けての力を与えてくださると信じます。教会の庭にあるスイセンの花が満開を迎えようとしています。春の訪れの気配が、私たちの心にも、勇気と希望を与えてくれます。今週も神さまに委ね、自分に備えられた道を一日一日誠実に歩んでいきたいと思います。