1月25日

よい実を結ばせてくださる、神さま」
寺島謙牧師
マタイによる福音書 7章15~20節 

「偽預言者を警戒しなさい」という主イエスの言葉である。教会は常に偽預言者や異端の脅威に晒されながら歩んできた。そして偽預言者によって教会が混乱させられ存続の危機に直面させられきた。故に偽預言者を警戒しなさいという主の言葉は、教会にとって極めて重大な警告である。だが偽預言者を見分けることは困難である。「彼らは羊の皮を身にまとっている」からである。笑顔で人々に喜ばれ、受けそうな話をする。しかし偽預言者の内側は「食欲な狼」である。食欲とは、人間の立場や自分の利益のことしか考えないという意味である。「キリストの十字架に敵対している者が多い」というパウロの言葉(フィリピ3:18)が明らかにしているように、キリストの十字架の救いに結びついていない人間である。故に偽預言者からは決して良いものは生まれない。語られる言葉がキリストに結びついていなければ、どんなに巧みで心を引きつける内容の言葉であっても、良い実を生み出すことはない。そのことを見分ける信仰が教会に求められる。生きて働かれる神は、良い実を結ばない悪い木(偽預言者)を必ず裁いて滅ぼされる。「狭い門から入りなさい」と主は言われた。門は狭く救いに至る道は狭い。耐え忍んで神が語られる言葉に聞き従うことが求められている。