修養会がありました

 今日11月30日、アドヴェントを迎えました。教会学校の子どもたちが飾り付けをしたクリスマスツリーが華やかに信徒の皆さんを迎えてくれました。今日は礼拝のあと、修養会が行われました。

 今年のテーマは「祈り」です。三つの分団に分かれて、テキスト「主の祈り」をもとに、熱心に意見交換が行われました。祈りは、教会生活の中心になる大切なものですが、個人の祈りは、その人に任されており、いつどのような形で祈りをしているのかということを普段話し合うことはありません。しかし、今回の修養会では、個人の祈りの形を紹介し合うことができました。それぞれ違いがあり、いろいろな場所で、いろいろな時間に、祈りは成されているようですが、イエスさまが教えてくださった「主の祈り」が祈りのベースとなっていることを確認し合うことができました。

 祈りは、神さまとの対話の場です。神さまから与えられている大きな恵みです。辛いときや苦しいとき、私たちは神さまにすがるように祈ります。願いがすぐに叶うわけではありませんが、祈り続けることで、かたくなに固まった私たちの心は柔らかくなっていきます。もつれた糸が少しずつほどかれていくようなものでしょう。そして、神さまからのレスポンス(返答)に気付く時が必ず来るはずなのです。

 つたない祈りを聞いてくださる神さまが私たちのすぐそばにおられること。そのことに心から感謝して、クリスマスに向けて心を整えていきたいと思います。