みなさんは、スイカを知っていますね。どうやって実ができるかというと、スイカのつるに葉がたくさん生えて、その間に実ができてくるのですね。では、葉はどこから出てきたのでしょう。実は、たねの中にそのもとになっているものがあるのです。たねって、おもしろいですね。スイカの黒いたねを土の中にうめます。すると、土の中からめが出てきます。葉も生えてきて、実ができるのです。だから、たねがないとスイカは食べられません。
イエスさまのお話は、目には見えませんが、じつは、「たね」とおなじです。教会でお話を聞くと、それは、イエスさまは、わたしたちの心にたねをまいてくださいます。その心の中のたねが成長して、みんなの心がすくすくと育ち、実がなるのです。わたしたちの心には、いろいろな実がなります。その中に、いい実があります。それは、こまった時に、「神さま、たすけて。」と言える実です。こまった時には、「神さま、たすけて。」と言っていいんですよ。それは、神さまのまいてくださったたねが実ることなのです。