先週は、神さまのご計画、みこころによって、天地万物が創造されたことを学びました。その過程をもう一度確認したいと思います。
1日目。神さまが「光あれ」と言われると、光が差し込んで昼と夜になりました。
2日目。大空がつくられ、大空の上と大空の下の水が分けられ、大空の上は天と呼ばれました。
3日目。天の下の水が、海と陸に分けられました。
4日目。太陽と月と星がつくられ、太陽は昼を、月と星は夜を治めるようになりました。
5日目。水の中の生き物と空を飛ぶ鳥がつくられました。
6日目。獣や家畜、昆虫類や虫がつくられました。
神さまは、これら一つ一つをおつくりになられる度に、「これはよい。」と喜ばれ、それらを祝福されました。そして、さいごに人間をおつくりになりました。なぜなら、神さまは、人間とは特別仲よくしたいと思われたからです。
7日目。神さまは、全ての仕事を完成されて、休まれました。そして、その日は他の日と区別して、聖なる日「安息日」とされました。辞書には、安息とは、「何の心配もなく、静かに休む。」とか「くつろぐ」とか書かれています。しかし、聖書の言う安息とは、人が仕事から離れ、手を休める。そして、安息日には、神さまが天地のつくり主であることを思い起こす日なのです。ですから、神さまにつくられた私たちは、神さまに礼拝を捧げ、み言葉を聞いて、神さまから新しい力をいただきます。
私たちの教会の安息日は日曜日です。それは、主イエスキリストが、十字架で死なれた後、イスラエルで守られている土曜日の安息日を経て、日曜日の朝に復活されたからです。教会は、主の復活を覚える日曜日を聖日として、この日に礼拝を守ります。これが日曜日に礼拝を捧げるようになった理由です。日本のカレンダーでは、月曜日から始まって日曜日に終わっているものがあります。でも私たちクリスチャンにとっては、一週間の始まりは、日曜日です。新しい一週間が日曜日から始まるのです。一週間には、うれしいことや楽しいこともありますが、苦しいこと、つらいこと、悲しいことがたくさんの週もあります。だから、私たちは日曜日(安息日)ごとに神さまの前に帰ってくることが必要なのです。神さまを礼拝し、み言葉を聞くためです。神さまはどんな時にでも、「あなたはわたしの大事な子、わたしは、あなたと共にいる。」と言ってくださるのです。私たちをつくってくださった神さまの元に帰ってきたとき、私たちの心も体も本当に休むことができます、私たちは、神さまの愛に満たされて、新しい喜びと信仰をもって新しい一週間の歩みを始めることができるのです。