わたしが、皆さんと同じ小学生を卒業したころ、どんな子供だったかというと、みんなと同じ様に勉強も頑張っていたのですが、わたしには、塾に行かなくても、勉強を頑張るという目標がありました。でも、学校で泣いたことがありました。それは、引っ越す前の学校では、なかったことがあったのです。例えば、遊びに入れてもらえずに、独り教室で取り残されたことがありました。また、体育のサッカーの時に、間違って友達の足を蹴ってしまったのですが、そのことをなかなか許してもらえないこともありました。一人ぼっちになったとき、わたしは、当時教会学校に通っていたのですが、自分にはイエスさまがついていてくださる、神さまが自分にとって友達なんだと、そのように信じて、その辛さを乗り越えていったことを覚えています。
では、神さまって、どんな神さまなのでしょう。神さまには、いろいろな神さまがいるのですが、本当の神さまについては、聖書に書かれています。神さまは、天から人となって来て下さったのです。それが、イエス・キリストであると聖書に書かれています。その人が生きていた30年間を見ると、神さまがどんな人なのか分かるのです。その人がどんな生き方をしていたかというと、彼が一番大事にしたものは、人間だったのです。みんなの一人一人の命を一番大事にした生き方をされたのです。彼は、自分が十字架に架けられるときに、服をはぎ取られました。そして裸にされました。そんな恥ずかしい思いまでされたのですが、イエスさま、私たちが天国に入るためならば、自分が十字架にかかり、命を落とすことまでしてしまいました。みんなの悪いことをご自分が背負いこんで、私たちが赦されるために、私たちの代わりに罰を受けた人だったのです。
十字架にかかり、三日ののちに甦られたイエスさまが、泣きたいときでも、私たちのことを大事にしてくださいます。あなたがしっかりと生きて、天国に入れることをわたしは望んでいるよと、言ってくださっています。そんな神さまがいつもついていてくださることを信じて、これからの新しい道を歩んで行ってください。