8月18日

み言葉のそそぎ 説教題「命の主イエスに捕らえられる」 

使徒言行録 9章1~9節  亀田昭子先生

「主よ、御足労には及びません。わたしはあなたを自分の屋根の下にお迎えできるような者ではありません。ですから、わたしの方からお伺いするのさえふさわしくないと思いました。ひと言おっしゃってください。そして、わたしの僕をいやしてください。わたしも権威の下に置かれている者ですが、わたしの下には兵隊がおり、一人に『行け』と言えば行きますし、他の一人に『来い』と言えば来ます。また部下に『これをしろ』と言えば、そのとおりにします」(ルカによる福音書7章6~8節)。異邦人であったに違いない百人隊長が主イエスに出会った。しかも自分のことではなく、部下のために出会った。主イエスは、このひとにイスラエルの民に見出されない信仰を見出された。それはどのような信仰であったのか。このひとは、いつも命令をする隊長であった。その命令に部下のいのちが懸かっていた。そのことに恐れを抱いていた。自分にも上官がおり、その権威にいのちを左右されることを知っていた。だからこそ、主イエスの言葉、その権威に従った。この方の権威をいのちの権威として受け入れたのである。

「み言葉の放つ光に生かされて(加藤常昭氏著)」より引用
* 上の文章は、本日の説教内容とは、直接関係はありません。