2月23日

「人間を癒される、イエス」
 2月23日礼拝説教 寺島謙牧師
  マタイによる福音書4章23~25節

 主イエスは弟子達と共にガリラヤ中を回って諸会堂で教え、御国の福音を宣べ伝えられた。そして「民衆のありとあらゆる病気や患いをいやされた」。いつの時代においても病と患いは人間の生活において大きな問題である。病故に、思い煩い故に我々もまた悩み、苦しみ痛む。だから病が癒されること、患いから解放されることを誰もが願う。その病や患いを主は癒されたというのである。しかもありとあらゆる病気や患いを癒されたので、その評判がシリア中に広まった。だが病や患いを癒されることが、主の働きの主目的ではない。聖書に、主があらゆる病や患いを癒される前にガリラヤ中を周り、諸会堂で教え、「御国の福音を宣べ伝えた」のはそのことを示している。「御国の福音」とは天の国が今まさにここに始まっている、既に到来している宣言に他ならない。病人であろうが患いを抱える者であろうが、全ての人間を救い、生きる確かな希望を与え限りない命に生かすのは、天の父なる神お一人だけである。神はイエス・キリストにおいてご自身を顕し、救いの御業を始められた。